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2022.12.24

レクレルール

L'eclaireur(レクレルール) でクリスマスディナー。渋谷区代官山町6-6SPT代官山ビルディング1F-B。6809-0711。代官山から徒歩7分ほど。白が基調の端正な内装、オープンキッチンにどかんと薪焼きをしつらえた、お洒落フレンチです。

クリスマス限定薪香コースは贅沢して3万250円。高級食材を組み合わせ、見た目にも美しい。まず一口で食べる白くて丸いアミューズは、マンゴー、ココナッツにグリーンカレーとシナモンが効いている。オニオンスープ味の葉っぱみたいなチップスには、コンテチーズを挟んで。ワイルドに木片と盛り付けたサーモンのリエットは、色鮮やかなきゅうりのリキッド、キャビアをのせて。
前菜に進んで、大きな白皿の蓋をとると、鮮魚のコンフィ、根室タラバガニ、甚五右ヱ門芋のフリットに、ヒノキエキスと米チップスを合わせて。甚五右ヱ門芋とは山形に一子相伝で伝わる高級里芋で、室町時代から伝わる在来種とか。そしてピカピカの雲丹ムースとガレット、宇部スミイカの炙りはコーヒー昆布茶、キャビアで変化に富む。
魚料理は絵画のようなパテ・アン・クルート(テリーヌのパイ生地包み)。オマール海老、帆立、ジェノベーゼムース、地鶏、卵、そば粉ガレットが並び、ブラックダイヤ(黒トリュフ)のソース・ペリグーで。
メーンはいよいよ群馬「赤城高原昭和牛」7週間熟成肉の薪焼き。デザートワインのペドロヒメネスを使った25年熟成ビネガーとエルヴ(ベルギーのウォッシュチーズ)のコクのあるソースで。
料理に合わせてワインを頂き、デザートは可愛い赤いドーム。割るとイチゴとトマトの2層ムース、サクサクのクレープ生地・フィアンティーヌ、ヴァニラやシナモンバジルのクリームでした。

田熊一衛シェフは福岡出身、2021年開店だそうです。李荘窯の白の器が中心で、上品だけど、全体にちょっと重めだったかな。ソムリエは高野真司さん。ノンアルコールも合わせてくれるそうです。ひとり5万円弱になっちゃいました~

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