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2022.06.11

つるとかめ

偵察でつるとかめでディナー。中央区銀座6-7-15第2岩月ビルB1。5537-7045。並木通り、交詢ビルの裏にある端正な和食店。板前さんが全員女性でホスピタリティが高く、カウンター越しの気っぷの良さが楽しい。

「つる」コース1万1000円は暑気払いがテーマ。鮑や胡麻豆冨に小豆をのせた水無月豆冨などの前菜に続き、目の前で骨きりしていた鱧のお椀でほっこり。イカや鱸に海ぶどうをのせたお刺身。鱸の皮が丁寧。お凌ぎは稲庭うどんを味噌出汁、雲丹のせで。味噌と鰹だしを煮詰めた「たれみそ」は江戸時代前半の食べ方だそうです。八寸は神社の「夏越しの祓え」をイメージした「茅の輪」を飾り、少林寺拳法の教えにちなんだ「健(拳)禅一如」「力愛不ニ」がひらひら。内容は蛸の柔らか煮、山椒がきいた鰻の八幡巻き、丸十蜜煮、自家製刺身ゆばの酒盗餡掛けなど。
焼き物はさっきまで目の前で泳いでいた北海道の稚鮎をかりっと。浦島太郎みたいなビクと笹も面白い。なんと甘エビはサービス。煮物は金の茄子の器に入った、とろとろナスと茗荷。〆は健康的にモズクとイクラのお雑炊。
お薦めの地酒を1合1430円ずつ4種を錫の酒器でもらって、ひとり3000円ほど。デザートに目の前で練ったワラビ餅と嬉しい季節の枇杷、お抹茶を頂いて、合計ひとり1万5000円弱はお得。大満足です。

もう一つの「かめ」コースは1万7600円。毛ガニや鯨刺し、稚鮎を巻物にしたり、デザートに葛きりを作ってくれたり。20時からは単品もあるそうです。
お祝いサービスの歌が可愛い。板長はチャキチャキ蒲原ゆばこさん。6人の個室が3つ、4人のテーブルもあって、いいお店です!

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