ミモザ
レッスン帰りにMimosa(ミモザ)でディナー。港区南青山3-10-40FUORA南青山2F。6804-6885。表参道駅から外苑前方向へ7分、きらぼし銀行裏の路地のビルにある、細長いスペースに5卓くらいの老(オールド)上海料理店。なかなか予約がとれず、2019年7月以来の訪問です。複雑だけどとても上品な味わい、温かい接客で気持ちいい。
コース1万6500円は前菜が、濃厚な揚げハタにアニスソース、春菊と干絲(カンス、干し豆腐)の生春巻き風、さっぱり辣白菜。さらに旨みたっぷりレバーパテを葱油餅にのせて。続いて、常陸牛ランプとあっさりクレソンのスープで温まる。点心は紙で包んだ熱々の大根パイ。蕗の薹がいい香り!
蒸し物は間違いのない、葱たっぷりの大海老にハマグリ。炒め物は柔らかさが幸せな甲イカとたっぷりの黄ニラ、アスパラを沙茶醤(サーチャージャン)で。牛モモの昆布締めと菜の花の濃厚豆豉(トウチ)炒めは、贅沢にトリュフのせ。
〆は海老のぷりぷりワンタン麺(スープが美味過ぎ!細麺もいい食感)と、旨みたっぷりの干し肉の炒飯。それぞれ軽めにといいつつ、大満腹。
お酒はビールと烏龍茶のあと、ペアリングをお願いし、陳年紹興酒15年に始まってワインをグラスで。デザートにイチゴの餡かけと、ほんのり温かい杏仁豆腐を頂き、きれいな工芸茶を楽しんで、ひとり2万8000円ほど。ごちそうさま!