« August 2021 | Main | October 2021 »

2021.09.25

NARISAWA

結婚記念日でNARISAWA(ナリサワ)の超々贅沢ディナー。港区南青山2-6-15。5785-0799。青山一丁目から数分、楽天ビル隣にある「イノベーティブ里山キュイジーヌ」。
ゆったりテーブルを配置した暗め重厚なインテリア。ガラス越しに見えるキッチンもホールもスタッフが大勢。でも堅苦しさは感じさせない。
2006年にお邪魔したときはフレンチだったけど、店名が変わり、和食寄りでびっくり。これ見よがしでなく、手の込んだ季節感ある皿の数々と、珍しいお酒が、もう芸術の域です。

おまかせコースは3万8500円! 幕開けはめでたい「引盃(ひきさかずき)」として、日の丸に見立てた生成り手漉き和紙に紅い漆の盃で、ひやおろしを頂く。続いて「森のパン2010」のパフォーマンス。白神山地の天然酵母を使ったパン種を、熱した石窯に投入し、各テーブル上で仕上げるのです。
その間にペアリングとは別の、オリジナルシャンパーニュと、みずみずしい桃のカクテルで乾杯。お箸がでてきて、前菜はふわふわアオリイカとキャビア。そしてワタリガニとイクラを、滋味深いお出汁で。美味かつ、けっこうボリュームがある。このへんでパンができあがる。熱々モチモチでヘベスの香り。バターはブラックオリーブと青菜の粉で、可愛く苔玉に見立てて。
魚のシリーズとなり、木皿に盛った鰹のパン粉焼きは、実山椒がいいアクセント。北海道の鰤のづけは、新鮮な雲丹、芽ネギや海苔、京都の新米で寿司風。まったく重くない。さらに香ばしいプリプリの伊勢エビを、ミニオクラとともに、びっくりの生ハムなど肉の出汁「ラグジュアリーエッセンス」で。
メーンシリーズに突入し、甘鯛の絶妙フリットはインゲン、白桃を添え、なんと胡麻ソースで。神戸ビーフはポーションを選べて、たっぷり松茸と万願寺、新銀杏がまさに秋。

お酒のペアリング1万9800円は、富山市岩瀬町・満寿泉の「桝田社長用のお酒」が多いのが微笑ましい。まず前菜には大吟醸「絞り」。そして立山町・白岩の「IWA5」は、ドンペリのリシャール・ドフロワ氏による珍しいブレンド日本酒だそうです。続く魚のシリーズには、氷見市SAYS FARM(セイズファーム)のキリッとしたシャルドネ。タイプしただけの素っ気ないラベルが面白い。再び満寿泉で「絞りプラチナ」、麹米が通常の2倍だという「やっぱり満寿泉」はロックで。
メーンの魚でSAYSに戻り、スペイン原産アルバリーニョ種の白。お肉の赤は4種から、ボルドー・サンテミリオンのChateau Larcis Ducasseラルシ・デュカスのなんと1983年と、SAYSからメルローをチョイスしました。いけます~

デザートは記念日の小さいケーキを出して頂き、お土産に。ココナッツアイスとパイナップルのスープ風、さらに濃厚アマゾンカカオをアイスやクランチの5種類にアレンジして。コーヒーに、八女茶などを盛った小さな最中で〆。
というわけで、ひとり6万円弱… ランチはハーフコースもあるようです。キチンの扉が閉まり、優しい声音の成澤由浩シェフにご挨拶。ご馳走さま! 素晴らしい一夜でした。

Img_6573Img_6574Img_6576Img_6579Img_6583Img_6584Img_6585Img_6586Img_6587_20210926081601Img_6588Img_6593Img_6597Img_6602Img_6606Img_6610Img_6611Img_6618Img_6620Img_6624Img_6626_20210926081801Img_6633Img_6637_20210926081801Img_6638Img_6639Img_6640_20210926081901

2021.09.20

竹浪

観劇帰りに麻布三之橋竹浪で贅沢ディナー。港区南麻布2-4-8デュークイン竹皮屋1F。6381-7590。麻布十番から徒歩8分、ちょっと落ち着いたあたりにある、こぢんまりしたお寿司屋さんです。檜のカウンターで。

おまかせコース2万2000円。おつまみが蟹、キノコの茶碗蒸し、鮎、煮鮑、太刀魚と凝っている。握りはスミイカの子供とかコハダとかが王道。米酢と赤酢をブレンドしたシャリが上品だ。器も備前や久谷など、現代性もあって美しい。
珍しい「番外品」など、お酒をいろいろ出していただいたのに、ひとり2万5000円弱は偉いかも。いいお店です。

Img_6511 Img_6513 Img_6516 Img_6521 Img_6523 Img_6526 Img_6530 Img_6533 Img_6537 Img_6540_20210925074701 Img_6542 Img_6543_20210925074701 Img_6544_20210925074701 Img_6546 Img_6547_20210925074701 Img_6549_20210925074701 Img_6550 Img_6551_20210925074701 Img_6552 Img_6553_20210925074701 Img_6554 Img_6555_20210925074801 Img_6556_20210925074801 Img_6557 Img_6558_20210925074801

2021.09.11

アリエ ALLIE

横浜での観劇帰りに、ALLIEで贅沢ディナー。港区麻布十番3-7-4コムス麻布十番4F。6435-0273。小さなビルにあるフレンチで、和素材を生かして重すぎず、付け合わせの野菜で苦みを加えるなど、さりげなく凝ってます。グレーを基調にした照明暗めの店内、奥のボックス席で。

お任せ特別コース1万6500円は、まず甘くないオリーブアイスとケークサレがお洒落。サマートリュフたっぷりのアミューズのあと、群馬・星野さんの焼きトウモロコシ恵味にサザエと冬瓜の前菜。間違いない美味しさ。コーンソースの自然の甘みも素晴らしい。対馬のふっくら穴子はラタトゥイユとていざ茄子を合わせて。スペシャリテの舞鶴ゴマフグは、海老煎餅をまぶし、グリーンカレーの控えめなスパイスが効果的です。
魚料理は五島列島のイサキで、筍の旨みと。メーンのお肉は北海道・羊まるごと研究所の酒井さんの仔羊は、臭み皆無で柔らかい。
日本酒をはさみつつのワインペアリングが9000円。贅沢だけど素晴らしい。 
デザートのメレンゲアイスと河内晩柑、いちじくでさっぱり。晩柑は見た目はグレープフルーツだけど、さっぱりしているとのこと。デザートワイン代わりに日本酒を頂き、ラストは美しいかき氷。黄金桃、ココナッツ風味に、マサラチャイをかけて。コーヒーと焼き菓子までしっかり頂きました。サービス料もあって、ひとり3万円強。

もうちょっと軽めのコースもあります。店名は仲間という意味で、オーナーシェフはふぐ調理の免許も持つ原島忠士さん、ソムリエは「ベージュアランデュカス」など出身の笹倉建一郎さん。個室やカウンターも。

Img_7197 Img_7200 Img_7203 Img_7206 Img_7207 Img_7208 Img_7209 Img_7214 Img_7215 Img_7218 Img_7220 Img_7224 Img_7225 Img_7227 Img_7230 Img_7233 Img_7235 Img_7237 Img_7239 Img_7241

2021.09.09

ビストロオザミ

仕事で外出し、ビストロオザミで軽くランチ。中央区銀座6-10GINZA SIX6F。3289-4120。
本格ハンバーグに、パン、付け合わせのたっぷり野菜に、デザートまでついて、1800円。美味しかった~

Dsc_0974 Dsc_0975Dsc_0976

2021.09.07

ボストンオイスター&クラブ

仕事の合間にボストンオイスター&クラブで軽いランチ。東京ミッドタウン日比谷B1のフードコートです。千代田区有楽町1-1-2。3519-7870。

こくのあるパスタチャウダーが1375円。サラダもたっぷり付いて、けっこう美味。

Dsc_0968 Dsc_0969

 

« August 2021 | Main | October 2021 »