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2020.10.31

器楽亭

観劇帰りに銀座をぶらぶらして、器楽亭でディナー。中央区銀座6-5-13銀座美術館ビル8F。080-1397-9370。カウンターで。久我山から移転したところをコロナに見舞われる不運があったけど、相変わらず予約はとりにくく、カウンター9席+小上がりが満席と繁盛。6:00、8:30スタートという設定だそうです。

料理はおまかせ2万円。季節感たっぷりの素材の良さはもちろん、組み合わせに意外感があって美味しく、かつボリュームも凄い。
のっけの素麺+いくらスリ流し・トマトエキスがまず絶品。とろとろローストビーフはほの温かい牛蒡ソースで。お造りはしっかりした鯛と雲丹を、別々にも一緒に食べてもいいという嬉しさ。塩で。その鯛の旨みたっぷりだしを、シンプルに蕪のお椀に。そして日本海の「迷いガツオ」のづけは、葱(ごま油)と生姜で。椎茸と青菜のおひたしを挟み、贅沢クエの竜田揚げと銀杏ににんまり。ねっとり海老芋の後に、びっくりのビーフカツサンド。スペシャリテなんですねえ。確かにスペシャルだな。茄子の炊合せ、柿とシャインマスカットの白あえの口直しまで出て、ご飯は魚と茸の土鍋炊き込みご飯。これに後から半熟イクラをたっぷりかけて頂くという、もう反則技です。デザートまでしっかり頂いて満腹。
お酒もおまかせで、珍しい福岡県大川市の「若波」とか、秋田市・新政酒造の「ナンバー6」とか、快調に呑んで一人3万円強になっちゃいました。んー、さすがに贅沢かな。ご主人・朝倉鼓太郎さんが自信たっぷりでいい感じ。虎ノ門、芝浦(水炊き)でもお店をやってるんですねえ。

★追記:2022.4より銀座7-6-4GINZA7ビル9Fに移転、「銀座鼓門(こもん)」として開店したそうです。

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2020.10.29

また、まる富

素敵な知人とまる富でディナー。いつもながら充実。

まず八寸は秋刀魚の松前鮨、洋梨生ハム巻、海老芋田楽、銀杏松葉串、近江蒟蒻、子持ち昆布、蒸し鮑。蟹しんじょのお椀、鯛と鰹のお造り、蓮根と穴子の万頭、菊花と車海老のお浸し、和牛ヒレステーキ。食事はカマスと平茸の炊き込みご飯。デザートはとろとろの代白柿(京都名産で渋柿の渋を抜いたもの)と栗茶巾。

 

2020.10.25

エトゥルスキ

ゴスペルレッスンの後、Ristorante Italiano Etruschi(リストランテ・イタリアーノ エトゥルスキ)へ。港区南青山3-15-12。3470-7473。表参道から徒歩5分、ウエディングプランもある一軒家イタリアン。内装は白を基調にして気持ちいい。

コース1万3300円は変化に富む。ワインのペアリング7000円は工夫があり、チーズも頂いてひとり2万5000円強。ごちそうさま!

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2020.10.18

デンクシフロリ

観劇帰りに話題のデンクシフロリでディナー。渋谷区神宮前5-46-7GEMS青山CROSS B1。6427-2788。ともに「世界のベストレストラン50」常連の和食・傅の長谷川在佑シェフと、イタリアン・フロリレージュの川手寛康シェフがプロデュースした串の店。釣行で構想を練ったとか。まだオープン3週間というところだけど、オープンキッチンのカウンターのみで、さすが16席が満員。活気があっていい。一日2回転だそうです。
おまかせコース1本で、8品1万1858円。素材の組み合わせが面白く、ボリュームがある。まずブータンノワール(フロリレージュのレシピだそうです)の揚げ物を、和食からリンゴ薄切りの酢漬け(ガリですね)、和芥子でさっぱりと。いわしは濃厚な鶏のレバームーと。ビスクはオマール海老とボタン海老の贅沢スープに、駄洒落のような海老芋の串。ビスクのコクと海老芋の香ばしさが絶品だ。とろとろ茄子揚げ浸しは、茄子のピュレ、紙みたいなシート状の皮と重ねて、フロリレージュのカレースパイスのオイル&傅の四杯酢のソース。ピジョン炭火焼きは、なんとボタンエビと合わせて、ネギソース、鳩の内蔵ペースト添え。鳩のガラ・野菜のスープ、黄卵で練った麺の一口パスタも添え、素材の滋味を十分に堪能。フランは茶碗蒸しにオリーブオイル、もっちりした千葉の水牛モッツァレラをのせて。〆のタンコンフィは土鍋で炊いた舞茸とセップ茸のご飯に、タレと、低温ガチョウ脂でコンフィにしたという分厚いタンをトッピング。
お酒はペアリングで、テキーラのハイボール、日本酒「仙禽(せんきん)」「澤屋まつもと」、焼酎「青鹿毛」のお茶割り、サワーなどかなりチャレンジングです。
甘味はプリンに抹茶の生クリームで香りがいい。
シェフは森田祐二さん。フィリピン展開のアイデアもあるとか。美味しかったです!

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2020.10.11

湯浅

歌舞伎座からぶらぶら歩いて、新富町湯浅でディナー。中央区新富2-7-4growth ginza east1F。050-3468-3950。こぢんまりしたお洒落中華です。テーブルで。
季節のおまかせコース1万2100円は、ひと皿ずつが小さいポーションで変化を楽しめる。四川料理がベースだそうですが、刺激的な辛さではありません。
さっぱりと吉切鮫胸鰭のエシャロットソースに始まり、お茶の香りの鰹燻製、南瓜シエンタン炒め&落花生の鉄観音茶風味。お楽しみよだれ鶏。続いて大根餅自家製XO醤添え、メジロ鮫と黒米団子の上湯スープ、魚の黄ニラ炒め、見た目もつややかで旨味たっぷりの黒酢スブタ。お酒はビールの後、紹興酒を楽しむ。小ぶりの担々麺で〆。デザートは杏仁豆腐。器も美しい。
食べきれないスブタを持ち帰りにして頂き、よだれ鶏のタレ1404円を買いました。ご主人は「天外天」などで修業した湯浅大輔さん。個室もあるようです。
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2020.10.03

草門去来荘

小金井での観劇のあと、電車を乗り継いで、草門去来荘でディナー。東村山市富士見町1-1-7。042-390-5288。西武多摩湖線の八坂駅から九道の辻公園に沿ってぶらぶら歩いて8分。ちょっと早かったので、立派な門を入り、小川と鯉の池のある庭を散策。敷地600坪だそうです。武蔵野の面影というわけ。
天井の高い、落ち着いた古民家風の二階テーブル席で。コース7480円はまず季節のおばんざいで、うざくや煮こごり、う巻き、ピーナッツなどと、お刺身、骨せんべい。そしてうな重・上はとにかくボリュームたっぷり。セットのビールにワイングラスで鳳凰美田、九平次を頂いて、ひとり8500円。満腹です。
地元のかたが会食に使うのかな。隣の洋館はイタリアンのリストランテMONになっている。帰りは腹ごなしに、西武国分寺線小川駅まで10分ちょっと歩きました。紅虎餃子房の際コーポレーション経営。

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