傅
グルメの友人と、気になっていた傅(でん)で贅沢ディナー。渋谷区神宮前2-3-18建築家会館JIA館。6455-5433。
外苑前から徒歩10分、外苑西通りに面し、ちょっと高くなったウッドデッキと大きな窓が目立つ。「世界のベストレストラン50」で3位、予約がとりにくく当日キャンセル代は100%とハードルが高い。身構えてたけど、謎の置物いっぱいのインテリア、オープンキッチンが開放的。接客もカジュアル。1978年生まれ、シェフの長谷川在佑さんが頻繁に説明に来てくれます。
おまかせコース1万5000円は、和をベースにした創作料理。可愛らしくユーモラがあるので、外国人がとっつきやすいのかな。スパークリングを頂きながら、先付はお土産みたいなパッケージ入の名物「最中」。香ばしい皮に、こってり味噌漬けフォアグラ。いぶりがっこのカリカリ食感が面白い。
滋味豊かな雲丹を挟んで、揚げ物はお楽しみ「傳タッキー」。シェフの顔入り(若い!)の紙箱を開けると、秋らしい紅葉のなかに手羽先唐揚げがひとつ。もち米が詰まり、手が込んでる。厚切りのお造り+海苔ソースが出て、お酒は長岡・越銘醸の「山城屋」(純米大吟醸・生もと造り。ラベルの線は微生物の活動だだそうです)をチョイス。焼き物は豚と焼き目が香ばしいパプリカ。作家ものとお皿とあいまって、カラフルな見た目も楽しい。がつんと清水の「英君」ひやおろしにして、スペシャリテのサラダ「畑の様子」はとりどりの野菜、白いピーナッツが珍しく、ピリ辛ドレッシングが効いている。
鱧と贅沢松茸たっぷりのお椀、〆は土鍋の生姜ご飯に、こってりサーロインが合う。小葱の赤だし、茄子などの漬物と。シャインマスカットなどのデザートまで頂いて、ひとり2万3000円。らくらく完食しました!
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