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2020.09.27

Sudachi

30周年の仕上げは、観劇帰りにSudachi。港区南青山7-12-12B1。6433-5386。表参道から20分、広尾から15分とちょっと不便な場所にある創作和食。「ラ・ボンバンス」の姉妹店とあって期待が高まる。オープンキッチンのカウンターで。
おまかせコース1万5730円。メニューがひらめきクイズみたいで面白く、料理も一品一品工夫がある。まず茶碗蒸しが出て、前菜は太刀魚と牛蒡、長芋そうめん、干し柿、おひたし。お酒のグラスは月見に見立て、ウサギが覗ける洒落たもの。銀杏カニコロッケに続いて、すっぽんのお椀。いくらなどのお寿司を挟み、フカヒレ入り手羽先餃子、茄子のあんかけ、鰻入り蓮根まんじゅうはトリュフを添えて。メーンは香り高い牛肉と松茸のしゃぶしゃぶ仕立て。カツオとご飯で〆。ご飯は小さいおにぎりにしてくれました。
最後に珍しい14代を白いワイングラスで。デザートは白いコーヒーのブランマンジェ、スイートポテトに30周年プレートを付けて頂き、お抹茶。接客も気さくで楽しかった!

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2020.09.26

ファラフェルブラザーズ

観劇の前にファラフェルブラザーズで軽く腹ごしらえ。渋谷区宇田川町15-1渋谷パルコ7F。5422-3188。

ビーガン専門のバーガーカフェでイスラエル発、六本木、恵比寿に続き国内3店目だそうです。今風だなあ。
ファラフェルとは中東の、ひよこ豆とハーブを揚げたビーガンフードとのこと。ライスプレートのジュニア、ドリンクとセットで1200円。トッピングとしてほうれん草とか、茄子のペーストとか、大豆のつみれ風とかを選ぶ形式。

2020.09.21

サンパウ

30周年の続きで、なんとサンパウで超贅沢ディナー。言わずとしれたスペイン・カタルーニャの女性シェフ、カルメ ルスカイェーダによる3ツ星モダンスパニッシュ。この東京店も2ツ星です。日本橋に行ったことがあったけど、15周年の2019年に移転してからは初。永田町駅からほど近い千代田区平河町2-16-15ザ・キタノホテル東京2F。050-5868-9389。

広々したダイニングでほとんど貸切状態… コース10品2万4000円はカルメの料理本から抜粋した定番だそうです。ワインはグラスでペアリングを頂いて1万8000円。最後の方で登場した小ちゃなデカンタ瓶も可愛い。ちなみにガス入りミネラルウォーターはスペイン産100%天然のVICHYCATALANヴィッチーカタランにしました。塩っ気があり美容にもいいメディカルウォーターだとか。
まずシャンパンを頂きながらデリカテッセンのスペシャリテを賑やかに。苺のサルモレホ(冷製トマトソース)はさっぱりと食が進む。車海老のアラプランチャ(鉄板焼)と水夫のトーストは濃厚な魚介ソースをたっぷりと。仔羊とひよこ豆のコシード(ポトフ)は見た目も斬新。
白身魚のアサド(焼き物)は意外なミョウガがアクセントに。メーンは猪豚・雲丹・林檎が可愛く並んだマール・イ・モンターニャ(海の幸と山の幸盛り合わせ)。コケオドシ感はなく、変化に富んで楽しめる。
お楽しみデザートは、まずイボレスチーズと無花果のキャラメリゼ。イベリコ豚と同じドングリを食べた山羊乳のチーズだそうです。そして美しい「マレスメの薔薇」には、おめでとうのプレートを飾り薔薇の香りをスプレーしてくれました。ラストは珍しい食後酒をソーダ割で頂きつつ、ドゥルセデレチェ(キャラメル)をトルテやアイスの盛り合わせで。お茶菓子まで凝りまくりで、曜日の惑星を表現したコロコロ「七曜」。
チャージ含めひとり5万2000円! 堪能しました。「イゾラ」などのグラナダ経営。下山雄司社長は元電通マンで三木谷さんの義弟、一時はカンテサンスも経営してたんですね。
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サロンドテ シェ松尾

観劇から食事の合間に、サロンドテ シェ松尾で一休み。豊島区西池 1-1-25東武百貨店池袋店4F。3989-0146。
言わずとしれた有名フレンチの喫茶。けっこう待ちました。ケーキセット1250円。食器が贅沢でゆったり気分でおしゃべりできる。アフタヌーンティーを楽しむ人も。

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2020.09.20

日本ばしやぶ久 両国江戸NOREN店

相撲帰りに両国駅隣接の観光施設にある、日本ばしやぶ久で軽く食事。墨田区横綱1-3-20両国江戸NOREN。5637-8209。
ビールにお通しは蕎麦味噌。玉子焼などをつまんで、蕎麦は温かいにしんそば1200円、天せいろ1850円におかわりせいろ600円。南部美人片口1100円も頂き満腹。一人4500円ほど。
本店は八重洲で、銀座にもあるようです。この駅ビルはJR東日本都市開発経営で、観光案内所と土俵のイベントスペースを囲んで土産物店や深川めし、ちゃんこ、もんじゃなどが並んでいて楽しい。お寿司は休業中だったけど。
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2020.09.17

俺のBakery&Cafe

チケット調達のついでに俺のBakery&Cafeでランチ。東銀座歌舞伎座前。6264ー2602。
メロンのサンドウィッチとコーヒーで1618円。ボリュームがある。

2020.09.13

鮨桂太

歌舞伎帰りに結婚30周年の続きで、贅沢に一つ星の鮨桂太(けいた)。中央区築地6-6-4。6264-2234。築地駅1番出口を出て歩いて5分、本願寺の裏手。
通な若い男性の一人客も含め、檜カウンター8席が満席だ。丸顔のご主人・青山桂太さん(北海道出身、銀座の水谷や太一で修業なさったそうです。まだ30代かな)と職人さんの、とにかく丁寧な下処理と、ネタそれぞれの温度コントロールが絶品過ぎ。小さすぎない赤酢の酢飯で、ストレートに旨味が引き立つ。
おまかせのみで、つまみ&握り1万8000円、日本酒3種でひとり2万円強と、贅沢だけど納得。幸せです~
あ、イカだけパクっと食べちゃって、写真撮り損なった!
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2020.09.10

グルメの友人と、気になっていた傅(でん)で贅沢ディナー。渋谷区神宮前2-3-18建築家会館JIA館。6455-5433。
外苑前から徒歩10分、外苑西通りに面し、ちょっと高くなったウッドデッキと大きな窓が目立つ。「世界のベストレストラン50」で3位、予約がとりにくく当日キャンセル代は100%とハードルが高い。身構えてたけど、謎の置物いっぱいのインテリア、オープンキッチンが開放的。接客もカジュアル。1978年生まれ、シェフの長谷川在佑さんが頻繁に説明に来てくれます。

おまかせコース1万5000円は、和をベースにした創作料理。可愛らしくユーモラがあるので、外国人がとっつきやすいのかな。スパークリングを頂きながら、先付はお土産みたいなパッケージ入の名物「最中」。香ばしい皮に、こってり味噌漬けフォアグラ。いぶりがっこのカリカリ食感が面白い。
滋味豊かな雲丹を挟んで、揚げ物はお楽しみ「傳タッキー」。シェフの顔入り(若い!)の紙箱を開けると、秋らしい紅葉のなかに手羽先唐揚げがひとつ。もち米が詰まり、手が込んでる。厚切りのお造り+海苔ソースが出て、お酒は長岡・越銘醸の「山城屋」(純米大吟醸・生もと造り。ラベルの線は微生物の活動だだそうです)をチョイス。焼き物は豚と焼き目が香ばしいパプリカ。作家ものとお皿とあいまって、カラフルな見た目も楽しい。がつんと清水の「英君」ひやおろしにして、スペシャリテのサラダ「畑の様子」はとりどりの野菜、白いピーナッツが珍しく、ピリ辛ドレッシングが効いている。
鱧と贅沢松茸たっぷりのお椀、〆は土鍋の生姜ご飯に、こってりサーロインが合う。小葱の赤だし、茄子などの漬物と。シャインマスカットなどのデザートまで頂いて、ひとり2万3000円。らくらく完食しました!

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2020.09.05

エラン

結婚記念月間で、elanエランで贅沢ディナー。渋谷区神宮前5-10GYRE4F。050-5456-7135。表参道駅、または明治神宮前駅から徒歩5分、シャネルやMOMAショップが入っているファッションビル「ジャイル」にあるモダンフレンチ。和のテイストを散りばめ、手が込んでいるとともに素材を生かした優しい味わいです。
土壁や緑を多用し、落ち着いた広々したダイニングで、なんと貸切状態でした~ 広い窓から渋谷の新しい高層ビルの明かりがのぞめ、夕暮れ、折りからの雷、雨と天気の変化もダイナミック。

コース2万円、シャンパン2200円のあとワインのペアリングが1万2000円。まず野菜とほろほろ鳥の滋味ふかいクリアなコンソメスープに、フォアグラムースとシャンピニョン(マッシュルーム)スライスの一口オープンサンド。お皿代わりのハーブを詰めたシャーレがお洒落だ。続いてしいたけ、早めの銀杏の温かい前菜。キスはナスとともに塩麹、アンティポワーズ(南仏風のトマトソース)で美しく。続いて低温調理で弾力たっぷり、焼き目を付けたホタテを、バターナッツと珍しい「こぼれ梅(みりん粕)」のソースで。さらに香ばしい鰻は、贅沢に雲丹と合わせ、クレソンをたっぷり。パンのバターは豆腐入りらしい…
キンキはパリパリの鱗焼きにし、苦いつるむらさきや赤玉ねぎのマリネ、焼きトマト、フユイヌ(ういきょう)パウダーをアクセントに。なんとトリュフ、甘酸っぱいほおずき、ヴァンジョンヌ(黃ワイン)ソースのトリテリーニ(薄いラビオリ風パスタ)を挟んで、メーンはシェフ一押しという蝦夷鹿。柔らかくて全く癖がないのが見事。付け合せの根セロリ、黒にんにく、プレコーチェ(チコリ似の野菜)で変化を付けて。
ここまでの皿数でかなり満足なんだけど、油っぽくないのでコースのフロマージュもしっかり頂きました。古風に10種以上から選べるサービスが嬉しい。レーズンパンや蜂蜜、嬉しいソーテルヌ(貴腐ワイン)2000円と合わせて。
デザートは無花果、ベリー、リコッタチーズにバルサミコのさっぱりした一皿の後、桃とベルベンヌ(レモンバーベナ)のクリームブリュレ、桃のシャーベット、意外なくず餅はソーテルヌの香り、飴細工で芸術的に。可愛いハートの30周年プレートも出してくれました! お茶菓子はプラリネ(ナッツ)のマカロン、ビスキュイナンテール(焼き菓子)、シトロン(レモン)のタルト。いやー、素晴らしかったです。

シェフはロオジエ、エスキスでスーシェフを務めた信太竜馬さん。若い! 竹中工務店が2007年にオープンしたビルの4Fを、2020年1月にリニューアルし、ブランドPRの平尾香世子がプロデュース。本日お邪魔したメゾンのほか、カジュアルレストランやカフェを併営しているとのこと。コロナでいろいろな模索もあるらしい。頑張ってほしいです。
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