クレッセント
若い知人の結婚祝いで、レストランクレッセントで贅沢ディナー。結婚式を挙げた思い出の店で、幸せを祈る。もうウエディングは辞めて久しいとのことですが、歴史あるヴィクトリア調洋館の風格はそのまま。2Fの個室バロックルームで。古風な食器棚などが明るくも重厚だ。
コース「ムニュ・ドゥ・スポンタネ 夏の味わい」2万7000円。かなりゆったり進むけど、会話が弾んで気にならない。ひと皿ごとに季節感と複雑な素材の組み合わせ、見た目の華やかさを楽しめる。
一口アミューズのあと、インパクト大のトマト農園のコンプレッション。丁寧にヘタもついた四角いトマトが可愛い。天然鮎と胡瓜のコンポジションは緑が鮮やか。あおり烏賊と黒トリュフのブランケットは旨味がたっぷりだ。真子鰈のムニエルはピスタチオオイルのエミュルション(乳化させたピュレ)。メインディッシュのお肉は和牛などからチョイス。お酒はワインをグラスでもらう。お茶のマリアージュもあり、抹茶入り緑茶や濃いめの烏龍茶などが美味で、お酒が残らない。
季節のデザートにプティフールとコーヒー。さらに温かいタルト・ヴォードワーズはお土産に。ごちそうさま!
季節のデザートにプティフールとコーヒー。さらに温かいタルト・ヴォードワーズはお土産に。ごちそうさま!
食事の途中に時ならぬ雷雨があったものの、終わる頃にはあがる。東京タワーを臨むバイカウントルーム、山小屋風のオールドクレッセントルームを見学させてもらいました。