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2017.10.01

おの寺

観劇帰りにおの寺で充実ディナー。神楽坂の雑居ビルにある小さい和食店。堅苦しくないけど、季節感と工夫、端正を味わえる。新宿区神楽坂3-2。3260-2066。飯田橋から徒歩7分、神楽坂を上がった右手、呉服店ビルの4F。カウンターで。

お任せコース8500円で、まずさっぱりと、シメジとほうれん草、菊のお浸し。お造りは早くもクエ、そしてトロっとした〆鯖。丁寧に手作りしたという、鰯のつみれ汁でほっこりし、焼き物はさわらの塩焼き。皮まで美味だ。秋らしい甘い松茸、銀杏、サツマイモを添えて。
煮物はぷりぷりの海老、穴子、丸ナスのおろし煮。あられを振って。出汁まですっかり頂く。小ぶりの甘鯛唐揚げを挟んで、茶碗蒸しはチーズ入り、さらに生ノリをのせていて、意外性がある。チーズは歯ごたえのある南イタリアのカチョカヴァロだそうです。乾燥したモッツアレラと似ている。工夫しているなあ。
お酒は生ビールの後、阿部勘、上喜元、そして珍しい酒米・愛山を使った鶴齢、各1合1500円を頂き、ラストは定番という土鍋の炊き込みご飯。本日は秋刀魚とエリンギで、しっかりした味だ。なめこお味噌汁、細かく刻んだおしんこと。残りはお土産にしてもらい、ほうじ茶を頂いて、ひとり13000円ほど。ご馳走さま!

器も綺麗で、明るいご主人、小野寺和幸さんとのおしゃべりも楽しい。若い板前さんが2人。奥に、靴を脱いであがる掘りごたつ式のお座敷も。

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