ミシェル・ブラストーヤジャポン
番外編ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの、ディナー2夜目はミシェル・ブラストーヤジャポン。コースは2万7000円。久々に来たけど、驚きに満ちた料理はもちろん、ゆったりしたダイニングから眺める湖の夕景、気取らないサービスが変わらず素晴らしい。
いきなりスペシャリテのコックームイエット(半熟卵)とセップ茸のパイ。ゲストの名前入りのパンも。前菜の後、お楽しみ名物の野菜のガルグイユ。70種ほどの野菜やハーブが目にもヘルシーだ。美味間違いない魚介シリーズは、まず帆立貝のカルパッチョを人参やセロリと。続いてボタンエビのミキュイ(半生)は、アボカドのピューレとビーツのグリエと。北海道らしく、大ぶりのアスパラガスはトリュフのクルート(皮)で。
ライオールのナイフが出てきて、いよいよメーン。牛肉にスパイシーなチュイル(クッキー)と百合根マリネを添えて。付け合せは、こちらも名物のアリゴで、テーブルで糸をひくパフォーマンスを見せてくれる。アリゴはオーブラックの修道院が巡礼にふるまったのがルーツだそうで、ラギオールの凝乳チーズ=アリゴの熟成前の塊(トム)にジャガイモのピュレや牛乳、バター、ニンニクを加えて練ったものとか。楽しいなあ。
食前には桃やグレープフルーツのカクテル、シェリーをもらい、ワインはマリアージュ1万2000円のほか、グラスでガヤックなど1800~3200円を頂きました。
ワゴンから少しずつ選ぶチーズを挟んで、デザートはまず、ナイフを入れると抹茶が流れ出る温かいビスキュイクーラン(商標登録済)と、豊浦イチゴのソルベ。ビワのソルベ詰めとアーモンドのヌガティーヌ(カラメル)と蜂蜜の泡。コーヒーで〆かと思ったら、目の前でコーンに盛ってくれるアイスが出てきて、これでもかというくらいのホスピタリティーです。
ディナーが終わる頃は、湖畔はすっかり夜景になってました。お酒をいろいろ頂き、ひとり4万円ほどと贅沢だったけど、大満足!
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