ドミニク・ブシェ
誕生日ディナーで、憧れのパリの名店「ドミニク・ブシェトーキョー」へ。中央区銀座一丁目5-6 銀座レンガ通り福神ビル 2F。6264-4477。ちょうど1年ほどまでに移転しており、銀座1丁目に近い、目立たないビルの上階。入り口にソファーがあり、2段ぐらいの階段、お皿の飾り棚を抜けてダイニングへ。白を基調に、小ぢんまりと、そのくせ席間はゆったり。個人のアパルトマンがコンセプトだそうで、とても落ち着いた雰囲気です。お客さんも大人っぽい。30席。パーティションで区切った半個室が見え、ワインカーブ特別席もあるそうです。
コース2万2222円。最上級の食材を使い、調理も凝っていて正統派なんだけど、決してしつこくなく、すべてが上品だ。まずシャンパン3333円を頂き、アミューズブーシュはチーズと、温かいひよこ豆のコロッケ。さらにグリーンピースのスープを一口。
それからちょっと恥ずかしそうなソムリエ有馬純平さんのお勧めに沿い、料理に合わせたグラスワインのコース1万3889円を頂きつつ、ようやく1皿目、ズワイ蟹とトマトのシャルロット、雲丹とキャビア添えは、芸術的盛り付けで、トマトが甘い。香味野菜で包んだ貝のラビオリは、魚介のスープが素晴らしい香り。
続くオマールブルーのパルマンティエ・ブールキャビアは、1990年からのスペシャリテとのこと。パルマンティエは刻んだ重ね焼きで家庭料理。これを丸く成型し、魚介のソースとキャビア、イクラが絵のように彩る。海老の旨みがたっぷりで、さすがです。
ようやくメーンに到達し、鮮魚のクリエーションはぷりぷりのクエ。さらに夏鹿鞍下肉のロティは、旬野菜とソース・ヴァン・ルージュで。満腹! お水はSaint Geron1389円。
デザートは夏らしくさっぱりした桃のポッシュにロゼシャンパン。飴細工の花が可愛い。さらにカリッとしたショコラにさくらんぼ、塩味アイスを合わせたもの。色とりどりの飴細工のバースデープレートも用意してくださり、感激。
お茶はコーヒー、フレーバーをつけた紅茶、日本茶、中国茶9種類ほどを、香りを試してから選べます。お茶菓子もたっぷり出てきたけど、食べきれなくて悔しかった~
一皿ずつ大盆で運んでくるのは迫力あるけど、接客は決して大げさでなく心地いい。お土産にお塩も。いやー、贅沢しました。ご馳走
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