スリオラ
スリオラで誕生日の贅沢ディナー。麻布十番にお邪魔していたスペイン料理店で、5月に銀座一等地に移転してからは初めて訪問。シェフ本多誠一さんの腕が素晴らしく、接客は気さくで、気持ちのいいお店です。中央区銀座6-8-7交詢社ビル4F。3289-5331。
カウンターがある細長いスペースのテーブルで。デグスタシオンは1万7500円。手の込んだ小さい皿がなんと14皿も出てくるスタイルはそのままだ。盛り付けも美しい!
シャンパンで軽いマカロンとエビセン風の突き出し、さらに薄切りのチョリソをつまんでから、前菜が3皿も。まず稚アユのフリットを、トマトとナッツのロメスコソースで。踊るような姿が愛らしい。シェリーのペドロヒメネスが香るフォアグラは、キューブ状に加工した甘酸っぱいジェリービネガーのジュレでさっぱりと。軽くあぶった鰯は、パセリのピストゥー(ペースト)で。皿が鏡のようです。
カルド(スープ)は白イカとキノコの詰め物、ヒヨコ豆で食べ応えたっぷり。パスタは軽くいぶしたキャビアのラビオリで、超美味!
メーンはまずイトヨリのプランチャ(鉄板焼き)、サフランライスのソース。続いて仔牛ロース肉のアサード(グリル)。柔らかいなあ。メニュー外で特別に、リゾットを一口だけ足してもらいました。ワインはグラスで白、赤をどんどん頂く。勧め上手です。
デザート前のお楽しみ、3種のチーズは付け合わせが凝っていて、きれいに列に並んで出てくるのも嬉しい。左から山羊のモンテエネプロにトマトの泡、羊のマンチェゴにピキーヨス(赤ピーマン)のジャム、牛のエル・ピコン・モンヘには玉ねぎのビスコチョ(カステラ)とポルト酒。そしてデザートはまず、モヒートと桃のスープ状のもの。さらにビロードのようなチョコレートにトウモロコシのアイス。コーヒーで〆。小菓子のプレートに、誕生日のお祝いを書いてくれました。満腹、かつ心もとても豊かになる食事でした。ご馳走様!
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