虎白
誕生日の超贅沢ディナーで、神楽坂の虎白に行く。新宿区神楽坂3-4。5225-0807。
坂を上がってポルタ神楽坂のちょっと先を左折した左側。前に師匠の「石かわ」があった場所だね。料理長は小泉功二さん。だいぶ以前にカウンターで頂いたことがあり、その時、ビルの建て替えで一時閉店してオーストラリアに行くと聞いた。再開後、なかなか予約が取れなかったので楽しみにしてました。
ごく普通のテーブルが並んだ店内で、コースは1万7000円。リッチで香りの強い素材を組み合わせているけど、しつこくないのが巧い。
いきなり新鮮な殻つきウニとふくよかなホワイトアスパラソースで仰天。若鮎は意外にも頭からトリュフソースにつけて丸かじりだし! 鰻はもち米にのせて手巻きで磯辺焼き風に、スッポンは温麺で。お造りは薬味のジュレがけ、さらにのどぐろ焼き物、柔らかい絶品の鮑。鳥をかたどった可愛い器で、牛肉のしゃぶしゃぶ風。〆は葱が効いた時鮭ご飯でした。
お酒も奮発して、甘めの鄙願(ひがん)大吟醸(越後ほしの)、すっきり獺祭の三割九分、さらにこっくり黒龍を頂く。切子グラスが上品だ。
デザートはラムのムースにメロンソースでした。最後にバースデーケーキも。というわけで一人2万5000円ほど。
いや~、満喫。料理長はまだ若いし、接客も丁寧で、まだまだ楽しみなお店です。
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