「オーベルジュ・ド・リル・トーキョー」
「オーベルジュ・ド・リル・トーキョー」で大贅沢ディナー。港区西麻布1-6-4。5785-8880。
六本木ヒルズ向かい、一本裏通りに入ったところにある白亜の邸宅レストラン。インテリアはもう全面ロココです。ダイニングへは入り口のバースペースから螺旋階段を優雅に下りていく。地下だし、さほど広くないが、天井が高いのでゆったり。シャンデリアや鏡がまぶしい。なんだか子どものころ夢見た人形の家みたい。バッグを置く小さい椅子まで装飾的です。
まずカンパリソーダに、小さいサーモンのシューなどをつまみながら、メニューの説明を受ける。接客は行き届いていて、気取り過ぎず快適。
せっかくなので2万2000円のコースを頂く。ムースが多用されていて食感が軽いのが面白い。初めの茸のムースとタラバ蟹のカクテルは、無花果がアクセント。前菜がもう一皿あり、仔鳩とアーティチョークのガトー仕立て、ローズマリー風味。
天然笠子のポワレはグルヌイユとブレットのラヴィオリ、クレソンのヴルーテ仕立て。さらにオマール海老とセロリラーヴのピューレは蛤とポワローのルーロー、キャビア添えが出てきます。美味~。
お肉はアラカルトから選べたので、スペシャリテの真鴨のロティー、赤キャベツと無花果のコンフィーと玉蜀黍のガレットを頂きました。目の前に銀の蓋の付いた切り分け台を運んできて、切り分けてくれます。ううん、エンタテイメント。
もうお腹いっぱいなのに、フランス産チーズのあとソルベ、さらにスペシャリテのデザート、ペーシュエーベルランを平らげる。ワインはいつものようにグラスで選んで貰いました。デギュスタシヨン(きき酒)コース一人3000円で白2杯、赤1杯。
直球だし、ボリュームたっぷりだけど、案外重くなくて上品です。特別な食事という気分たっぷり。いやー、ご馳走様でした! ひらまつ経営。
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