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コンサートの後「松」で食事。新宿区神楽坂4-3近江屋ビル4F。3513-4070。
神楽坂「五十番」の角を入った横丁の左側、ビルの中にある。店名を書いた看板はなく、ビルの表にも入り口にもロゴマークだけを掲げていて、隠れ家風だ。カウンターと4人席1つのみ。
おでんは350円~600円を1種ずつ皿に盛りつける上品なスタイルで、手間がかかっている。つくねに軟骨が入っていい食感。1品料理も豊富です。〆はいくつか選択肢があるけれど、おでんの卵を崩しながら食べる御飯がなかなか。
九頭龍大吟醸燗酒を飲んで1人7000円、お酒が控えめなら5000円ぐらいか。
料理長は気さくな吉武括志さん。神楽坂は近隣に住んでいて、普段着で訪れるちょっとお洒落なお客さんが多いとのこと。ごく少人数で飲んで話すのにぴったり。
★こちらは残念ながら閉店したようです。
前から行きたかった「虎白(こはく)」で贅沢ディナー。新宿区神楽坂3-4。5225-0807。
カウンターとテーブル3つほどのこぢんまりした和食店。「石かわ」で修業した若いご主人、小泉さんが気さくです。
コース1万3000円。いきなりトマトとジュンサイの冷たい茶碗蒸しが非常に洒落ていて美味。刺身の鮑もジャガイモのすり流しもリッチ。季節を感じる鰻の薫製焼きは香ばしくてしつこくない。それぞれ少し洋風のアレンジを施した丁寧なお料理で、品数も多くて大満足。〆の御飯は意表をついた牛肉の混ぜ御飯。食べきれないぶんはお土産にしてくれました。カウンター後方の陶器の像など、内装もさりげなくチャーミングです。
ビル建て替えのため09年9月いっぱいでいったん閉店し、ご主人は海外放浪?に旅立たれるそうです。しばらく食べられないのは残念だけど、来年の再開が楽しみー。
「鳥よし赤坂店」で遅い夕食。港区赤坂3-20-3。5549-9090。
赤坂見附近くの焼鳥屋さん。清潔感のあるカウンターで、適宜焼いてもらって軽く飲んで1人5000円ほど。〆の小さいそぼろ丼も美味です。
「都寿司」で贅沢ディナー。台東区鳥越1-9-2。5822-7777。
古びた商店街「おかず横丁」にある江戸前寿司の名店。1Fがカウンターと小あがり、2Fが座敷。美術界とゆかりがあり、ガラス戸のさんや屏風が風情たっぷりだ。
明治初期からの老舗で、若旦那で5代目。白身を醤油でなく「煎り酒」で食べるのが粋だ。煎り酒とは日本酒に梅干しを入れてアルコールを飛ばし、焼き塩、鰹節でうまみを付けた江戸中期の幻の調味料だそうです。お任せ握りが5000円程度。コースはいきなり豪華ミニちらしで腹ごしらえするスタイルで、赤身の煎り酒漬けなど極上のネタの数々に加え、豆腐の味噌漬けなどの珍味もたまりません。
「川菜館(せんさいかん)」で飲み会。千代田区神田駿河台3-7-7。3295-3818。
駿河台下交差点近くの四川料理店。小さいビルだけど2Fのテーブル席は結構居心地がいい。3Fもあるようです。
豚肉薄切と胡瓜をすだれのように並べた前菜「涼衣白肉」が面白い。1260円。四川といえばお約束の麻婆豆腐1050円は山椒がぴりり。白い御飯があれば、さほど辛くありません。コースは4人からで4千円程度から。ラストオーダー23時、不定休。