「キュイジーヌ ミッシェル・トロワグロ」
観劇の後、前から行きたかった「キュイジーヌ ミッシェル・トロワグロ」で贅沢ディナー。新宿区西新宿2-7-2ハイアットリージェンシー東京。3348-1234。
三つ星の名店シェフが監修。店内はゆったりした空間で、かなり奥行きがある。ガラス張りのキッチンを眺めつつ進むと、ダイニングは土壁や太い木の柱を使った古民家風のインテリアで温かみがある。
コース1万6000円。前菜は三陸帆立貝、雲丹とワカメのフィーヌメルバ。そして香りが素晴らしいブリヤサヴァランと黒トリュフのラビオリ、ビーツのコンソメ。魚は鮟鱇のロースト、コンキリオーニのファルス、オレンジフラワーの香り。さらに立体的で芸術的な盛りつけの仔鳩のフリット、ロメインレタスのクロッカン、ガラムマサラ風味のジュー。少し和風でしつこくなく、また一皿一皿「サクサク」や「ふわふわ」など食感に工夫があって意外感を楽しめる。
フロマージュは「エルベ・モンス氏熟成」と銘打ったもの。デザートはまずイチゴのゼリー寄せ、キャレ・バナーヌ・キャラメル、スパイスミルクのアイスクリーム。
旦那様は2万円のコースで、セモリノのポッシェとキャビアオシェトラ、桜海老のブイヨン・ド・レ。フランス産セップ茸のクリスティアン セージの香り“サルティンボッカ”。スズキのヴァプール サンセールワインのナージュ アーティチョークと黒トリュフ添え。リー・ド・ヴォーのリソレ アンチョビソース フヌイユと金柑添え。フロマージュのあとパプリカのヴルーテとフランボワーズのジュエ。
シャンパンはボランジェ・ブリュット(Bollinger Brut)。ワインはグラスでみつくろってもらいました。1杯2000円前後。サンジョセフ・ラルゼル(SAINT-JOSEPH ''L'Arzelle'')04、ムルソー(MEURSAULT)05、ペルナン・ヴェルジュレス(Pernand Vergelesses)04、クロ・フロリデーヌ(Clos Floridene)05、ジブレシャンベルタン(Gevrey Chambertin )03。
サービスも適度に気取っていて、気さくさもあり、居心地がいい。値は張るけれど、満足感の高いお店です。
「ミッシェル・トロワグロ」の独創的なお料理 美味しいプチセレビライフ
キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ (Cuisine[s] Michel TRIISGROS) (フレンチ / 都庁前)
★★★★★ 5.0
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