「花蝶」
気になっていた「花蝶」でディナー。中央区銀座7-16-7。3248-8770。
新橋演舞場の先、木挽町と呼ばれるあたりの赤い灯が目印。宮本亜門がプロデュースした元料亭のレストランで、日本建築に靴のまま上がるスタイル。花柳界の雰囲気を漂わす落とした照明に、山口小夜子をイメージした絵が幻想的です。
大正ロマン風のラウンジで少し待ってから、地下のメインダイニングに降りる。白い床、テーブル、椅子に福井江太郎氏のダチョウの襖画が舞台のような非日常感。
コース1万2000円を頂きました。先付で生ハム、前菜、お造りに続いて伊勢エビの木の芽味噌風味グラタン仕立てと和洋折衷。口直しにビスソワーズが出て、それから柔らかい佐賀牛ロースのポワレ、鯛茶漬けでしめた後、デザートはチョコケーキ。
驚くような料理ではないけれど、見た目ほど重くなくて堅実。年配の女性支配人、サービスの男性らは結構くだけた雰囲気です。坪庭付きの座敷、セカンドダイニングなどいろいろなタイプの部屋が揃っており、インテリアを楽しむ接待向きか。
素敵なレストラン発見
« 「クレール・ド・リュヌ」 | Main | 懐中しるこ »
Comments