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暑気払いの会合で「ル・セップ」へ。港区麻布台3-4-12 麻布台ロイヤルプラザB1。3588-0558。飯倉片町交差点そば、外務省飯倉公館のまん前。
落ち着いたアンティーク調の内装に、生ハムのスライス台が目に付く。ソムリエ渋谷康弘さんの、おしゃれなセラーレストランです。プリフィックスのコースが4000円程度から。人参のムースに若鶏のコンソメ、時鮭のポワレなどが丁寧な味。この日は特別に、ギリシャの白「レッツィーナ」を試飲。蓋を封じる松ヤニが溶けているそうで、薬のような香り。案外、好きでした。この日は所用でゆっくりできなかったけれど、親切な感じの店。バーは深夜2時まで開いているようで、またゆっくりお邪魔したい!
「赤べこ」で夕食。荻窪駅近くの居酒屋です。以前は炭火焼きだったお店。3220-1311。水茄子の刺身というのが珍しかった。夏ですね。お酒は熊本・天草酒造(0969-46-2013)の焼酎「天草・麦」。鹿児島・西酒造(099-296-4627)の芋焼酎「富乃宝山(とみのほうざん)」が意外にすっきり飲みやすかった。お腹いっぱいで7300円。
先輩、同期生と「マンゴツリー東京」。千代田区丸の内 2-4-1丸の内ビルディング35F。5224-5489。おしゃれな感じのタイ料理。本店はバンコク。
窓際の席で、とにかく夜景が見事。ちょっとガスっていたけれど。コースは6300円。北海道産水ダコのカルパッチョ、野菜炒め。スープは2種類から選べて、トムヤムクンにしました。辛さの希望をきいてくれます。
イサキのグリル、それから薩摩地鶏のイエローカレー添えがなかなかのボリューム。デザートはココナッツミルクのケーキ、カノンモーケンとマンゴープリン。味よし、接客も丁寧。すっかりくつろいで、4時間もおしゃべりしちゃいました。昼は2100円でブッフェもあるようです。「コカレストラン」も手がけるマルハレストランシステムズ経営。ちょっとした会合にぴったりかも。
同僚に連れて行ってもらいました。「ベッラナポリ」。江東区高橋9-3。5600-8986。最寄りは地下鉄の清澄白河。雑貨屋さんなどが印象的な下町深川風情の商店街「のらくロード」にある、美しいナポリという意味の著名ナポリ料理店。
温かい雰囲気の店内に、本格的なドーム型の石釜が陣取る。オーナーの池田哲也さんは百貨店の仕事でイタリアに駐在するうち、単なる興味からピザ修業をしたのだとか。発酵に6時間、手練りに約3時間。「もちもち」という先入観を持っていたけれど、ピザじたいは結構軽い。山盛りのパルマ・プロシュートやルッコラ、チーズなどの具を楽しめます。コースを頂きましたが、一品料理も充実。各種のハムやミニトマトと豚の一口串焼きなど。
ワインはシチリアの「Terre Di Ginestra(テルレ・ディ・ジネストラ)」など。葡萄は地元産のネロ・タヴォラだそうです。飲みやすくて、おしいい。調子にのって、ちょっと飲み過ぎちゃいました。ものの10分ほどでピザが焼き上がる様子などが間近に見られて、楽しいお店ですね。
最近使っている料理酒、「こんにちは!!料理酒」。福島県西白河にある「大木代吉本店」製。0248-42-2161。慶応元年創業、「自然郷」で知られる醸造元が、塩を加えずに作ったもの。アミノ酸が多く、コクがあり、使うのは通常の半量が目安とか。ラベルは萩原卓・久子夫妻デザインで季節ごとに変わるそうです。
友人とランチしました。「スナ」。港区南青山3-8-3OGビルB1。3423-1233。外苑前から徒歩5分。
暑い日をますます暑く、ということでモロッコ料理。キャッチフレーズは「マグレブ(北アフリカ諸国)の食卓(Le Table du Maghreb)」。夜はハモンセラーノなどスペイン料理もあるようです。奥の赤を基調にしたタイル張りの一角へ。広くはないですが、カウンターやベンチにクッションのテラスも。昼のセットはクスクスなど。この日はチキンと、つくね風ラムのケバブミックスプレートをもらいました。ミネストローネと豆やサラダ、玄米ご飯がついて1050円。くつろげます。
くりおね あくえりあむ: MOVIE 「ロスト・イン・トランスレーション」
誕生祝い第2弾で、オペラ帰りに夫婦で「ニューヨークグリル」。新宿区西新宿3-7-1-2。ちょうど開業10周年、トウキョウナンバーワンのパークハイアット東京52F。5323-3458。
独特の暗いロビー、鏡張りのエレベーターから、ガラス張りのオープン・キッチンを眺めつつテーブルへ。窓際ではなかったけれど、評判通り見事な夜景で、外人客が目立つ。カンパリをもらって3つのコースから「マジソンアベニュー」を選ぶ。オシエトラキャビアとポテトピューレ、イベリコ豚の生ハムとイタリア産ポルチーニは塩味がきつめ。「サンパオー」といい、イベリコ豚が流行っている。そしてベビーロックロブスターのロースト雲丹バター風味。付け合わせもなく、どーんと盛られて、なんともアメリカ的。
メインの前沢牛フィレのグリルのトリュフソースも柔らかくて美味。デザート前に旦那様が頼んでおいてくれたチョコのバースデーケーキが登場、ちょこっと拍手。うれしい! 最後はラズベリーとシャンパンシャーベット添えのピーチスープでお腹いっぱい。とても人気があるレストランで、確かに天井が高く、巨大な壁画がおしゃれ。だけれど、料理や接客が気取っているわけではなく、喫煙席の方は葉巻をくわえながらジャズの生演奏を聴くスタイルで、堅苦しくなく、そういう意味でもニューヨークスタイルなのかもしれない。
ワインはカリフォルニアがそろっている。「バーンウッド・トリオ」2002年をもらいました。メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー。サンタ・バーバラの高地で、海風で寒暖差が大きく複雑な味だとか。適度な渋み。ごちそうさまでした!
ちなみに本日鑑賞したのは「カルメン」新国立劇場。
54OZZY | たまにはベルギービール#trackback
暑い日は「シャンドゥソレイユ」。千代田区内神田1-10-6。5281-0333。神田の碁会所のビルにあるベルギービールの店。半地下の居心地のいいブラッスリーで夕食。珍しい白の生ビール、ヒューガーデン ブランシュをもらう。少し甘めです。ムール貝の白ワイン蒸し、ディップを付けるポテトフライなどをつまみながらワイワイと。2階が少し気どったレストラン、3階が立食パーティー向きの個室で、職場の会合などでもよくお世話になります。
夫婦で話題の「サンパウ」に行きました!中央区日本橋1-6-1コレド日本橋ANNEX。3517-8700。本店はバルセロナの北サン・ポル・デ・マルにある2つ星。広場から全面ガラス張りのキッチンが一望でき、大胆。1階はシャンデリアが豪華な落ち着いたバー。2階は壁の絵画が印象的な、割とシンプルなダイニングでコースの「デグスタシオン」。
カヴァをもらいながら、まず4種の小さな前菜。チーズムースのアンチョビのせなど。一口お好み焼きのようなフルーツ味のコカがおもしろい。さらに前菜3種、車エビのマリネに野菜のサンファイナに続く。ポーチドエッグはズッキーニの花やトウモロコシチップを立体的にあしらって。ワインは代表的な産地、リオハの「ローダ1」2000年をもらいました。テンプラニーリョ主体の力強いタイプ。
とにかくメニューに描かれた女性シェフのカルメ・ルスカィエーダさんのイラストが絵本のようで可愛らしい。作り込んだ小さな皿が数多く出てくるのはまるで懐石。接客は若手が中心で意外に気さくで、くつろげる雰囲気です。メインの真鯛に続き、肉は二人それぞれ鴨の胸肉、イベリコ豚のモザイクをもらいました。鴨の背脂は少し重かったかな。8時過ぎたあたりからテーブルが埋まってくる。意外に若い男女が目立ちます。
感激はチーズプレート。5種類のチーズと果物などの組み合わせを順に左から頂きます。焼きピーチと「マオー」あたりは大丈夫だけど、右に進むに連れ濃厚になり、端のカブラレスは強烈。思わずわいわい言ってしまいます。さらに美しいデザート2種類。サングリア、チョコのソルベ。
とどめはパステレリーア。顔の映るぴかぴかの銀盆で、小さな一口菓子6種を持ってきてくれます。たっぷり3時間強、21000円は本当に贅沢だけど、価値ある時間ではないでしょうか。グラナダ系列。