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2004.05.30

「山ぐち」

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先輩と「山ぐち」に行きました。中央区日本橋本石町4-4-14第一福富ビル2F。以前行った焼き肉店の下。テーブルと小上がり。壁の大きな魚拓が見事です。
こち、トビウオの刺身が新鮮。ほかに小鯵の唐揚げ、エビ団子などがおいしい。お酒は芋焼酎「千夜の夢」。明治20年創業の田崎酒造(0996-36-3000)。千日熟成した古酒というネーミングですが、実際は5年貯蔵とか。マイルドです。

「龍水楼」

東急田園都市線のおすすめのお店: 中国料理 堀内#more

かなりオススメの中国料理「龍水楼」。千代田区神田錦町1-8。3292-1001。小川町YMCA前の外見は普通のラーメン店風ですが、あまりに有名な名店。今年はまだですが、私はなぜか夏によく行きます。

Ryuusui1 予約は5人以上。19時スタート、20時半までと制約が多い。それでも行く価値がある味、それから店主、箱守不二雄さんの口上です。しゃぶしゃぶのルーツ、シュワンヤンロウは牧草だけで育てたニュージーランド産生後約3カ月のラムを使用。円卓の中央に大きな炭火鍋を置き、思わず立ってしゃぶしゃぶしてしまう。薬味をずらり並べ、このブレンドも楽しい。

Ryuusui2 Ryuusui3 そしてお楽しみはデザートの三不粘(サンプチャン)。歯につかない、箸につかない、皿につかないという意味の不思議なカスタード。北京「同和居」に行かなくても食べられる、つややかで程よい甘さです。杏仁豆腐も美味。

箱守さんは湯島聖堂の中国料理研究会で修業、原三七門下であったとか。ちょっと女将さんがこわいけど。前菜、揚げ物がついてコース五千円から。さあ、元気をもらいに行こう!

「ヴィエスタ・アミーゴ」

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SAO*PAO

メキシコ料理で、「ヴィエスタ・アミーゴ」に行きました。千代田区神田駿河台2-2フルノートビルB1。3291-3939。御茶ノ水駅徒歩1分。
細長い店内にテーブルが4つほどでカジュアルな雰囲気。トルティーヤで肉や魚、野菜などの具やチーズを巻いて、上にたっぷりのサルサやエンチラダスソース、チーズなどをかけてオーブンで焼いた「エンチラダス」が美味。アロエみたいなサボテンのサラダに、国民的ビール「テカテ」と「コロナ」。

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かりっとした「カラマールフリト」。イカの香味あげです。マルガリータも。食後はバナナをトルティーア包み揚げの「チミチャンガ」にしたデザートと、普通のコーヒーがなくてマテ茶。ボリュームがあって、学生さん向きかな。朝4時まであいてます。

2004.05.29

「花淡菜」

芋祭選手権 | 芋との出会いをもとめて


同僚らと「花淡菜」新宿店。新宿区歌舞伎町1-6-2T-WINGビル4F。3200-8731。創作和食の居酒屋で少人数の宴会向き。営業熱心で割と感じいい。昨年神楽坂のチェーン店に行ったときも、結構融通がききました。
お店は靴を脱いで入り、狭い廊下の左右に掘り炬燵形式の半個室が20強。寿司職人のカウンターも。ピカピカの関アジ、大根餅などが美味でした。で、お酒は本格焼酎の「一刻者(いっこもん)」。宝酒造販売、明治42年から続く小牧醸造0996-53-0001の製造。頑固者の意味だそうです。米麹でなく芋麹を使った100%芋で、テルペン類が多いとか。確かに甘かった。

2004.05.28

納豆

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頂き物を朝食に。全国納豆鑑評会最優秀賞です。マルキン食品(熊本市世安町380、096-325-3232)。しっかりした粒。北海道の細切り昆布付きです。山葵付きもあります。熊本の納豆菌はおいしいのか、やはり水戸では、と言う人がいましたが、果たして菌に地域性があるのでしょうか??

「むさし坊」

先輩らと「むさし坊」日比谷店。千代田区有楽町1-5-2東宝ツインタワービル9F。3503-6341。
赤坂などにチェーン店もある海鮮創作料理の店。宴会向き。たらば蟹陶板焼きが付いたコースが5500円から。小石のうえに太い足が乗ってきて、おいしい。お酒はまた「胡麻祥酎」紅乙女。紅乙女酒造09437-2-3939。 製法特許だそうで、まろやか。

2004.05.26

「日比谷パークセンター」

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「日比谷パークセンター」に寄りました。千代田区日比谷公園1。3593-1130。
帝国ホテルに程近い白壁の気楽なレストラン。天気がよかったので、テラスの野外ランチが最高に爽やか。ビジネスマンの憩いの店のようです。ミックスサンドとアイスカフェオレで890円。カフェレストラン風ですが、丼ものなども。昼はチケット制。

「古月」

昨夏行った中華で「古月」。台東区池之端4-23-1。3821-4751。根津から赤札堂を過ぎて花屋の先を右折。マンションなどが多い一角に突如出現する「山中旅館」内。
もとは昭和初期の隠居所で、文人の常宿とされたとか。竹林風の入り口が風流。友人と旧館一階の洋室に通されました。現役の日本旅館ですから少しざわざわしていて、決して贅沢ではない。意外な立地と、こぢんまりした個室の隠れ家風を楽しむべきでしょうか。接客も気さく。夜の会席は六千円、八千円程度。ひとひねりした創作中華ということで、盛りつけがきれい。名物は冬瓜のスープです。

2004.05.24

「+AC」

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soanblog 創庵

カフェに行きました。「+AC トーキョーアパートメントカフェ」。渋谷区神宮前1-11-11グリーンファンタジ1F。3401-4101。
あまりにど真ん中な、神宮前、表参道に面した半地下。外国人用アパートの部屋を模し、メニューはタブロイド版の英字新聞風でおしゃれ。行き交う人々の足が見える「リビング&ダイニングルーム」は禁煙。これが意外と落ち着けます。モレッティビール、キーマカレー&サフランライス、コーヒーで2000円弱。エスプレッソはイリー。ブームの後も生き残る店ということでしょうか… スエヒロの経営。

「泥武士」

2003年に行った店で、「泥武士」。ビル内の滝が印象的な中央区銀座5-8-16ファンケルスクエア。5537-3970。
照明暗めの和風創作料理。中島農法や有機にこだわり、野菜をおいしく食べられる。女性グループ向きの店として話題になりましたね。生ハムとルッコラのサラダ、鶏のたれ焼き、じゃこめしなど。コースは4000円程度からで、量とのバランスからすると少し高めかな。広尾に支店。本店は熊本市。

【追記】2004年8月にも友人とランチしました。昼は1570円からで、野菜や魚が豊富でなかなか。なにより個室が豊富なので、ロケーションもいいし、ちょっとした集まりにとても便利だと思いました。

団長 ☆スーパーロックスター☆ | 体にやさしくて感じのいいお店

2004.05.23

波佐見焼

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prima dei: 白山陶器

新しい茶碗は長崎県の波佐見焼。光春窯(こうしゅんがま)の、白と青が爽やか。有田焼より普段使いにしっくりくるようです。箸は福井県小浜市、イシダの天然細木細工。

「よし梅人形町本店」

タイムスリップといえば昨年先輩に連れていって頂いた「よし梅人形町本店」。中央区日本橋人形町1-18-3。3668-4069。水天宮駅から3分。
江戸下町の人情が漂う。もと芸者の置屋だったとかで、座敷が狭くて、それがなかなか風情です。名物はとってもシンプルな「ねぎま鍋」。4000円。マグロのカマと腹を鰹だしにくぐらせ、ねぎなどと一緒に。とろとろなのに、しつこくない。近くの「よし梅芳町亭」はもと芸者新道という路地にある、名女優「花柳小菊」の住居を修復していて、登録有形文化財だとか。魚の漬けたのなども売っていて面白いです。

2004.05.22

「明神下神田川本店」

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うなぎ石焼ランチ! - 和が好き!どっとコム

いろんな鰻がありますが、こちらは「明神下神田川本店」。千代田区外神田2-5-11。3251-5031。
雨の中で上手く撮れませんが、1805(文化2)年に青物市場があった現在の万世橋付近で創業し、現在の建物は昭和27年再建。黒板塀に囲まれた仕舞屋風で、全室床の間付き。天井の高い座敷に歴史を感じます。縁側を開け放って、雨音を聞きながら会席をゆったりと。白焼き、蒲焼きとも、わりあいあっさりしています。日本酒は菊正宗のみ。冷酒で。八代目桂文楽の「素人鰻」で有名だとか。ちょっとタイムスリップ気分でした。

2004.05.20

「WINDS」

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Mon Couer - Echoo!-エコログ

初夏ということで(?)カリフォルニアつながり。「WINDS」お茶の水店に行きました。千代田区神田駿河台1-7-4。3219-0633。カリフォルニアキュイジーヌです。
駅からキャンパス街を抜けて行った左側、半地下風。テラスに面した開放的な雰囲気。定番のアボガド春巻きを頂きました。ほかにワタリガニのパスタ、豆腐とフォアグラのステーキなども。

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[WINDS」でのワインはソノマ郡のケンダル・ジャクソン「カベルネ・シラーズ」2000をグラスで。軽くて爽やか。
アーモンドアイスとタルトのデザートをもらい、世界三大貴腐ワイン、ハンガリーの「トカイ」を一口。蜂蜜のようで美味。パーティー向きの、ワイワイ食事できるお店です。

2004.05.18

「鳥どり」

同僚と行く気軽な店をもう一軒。「鳥どり」千代田区大手町1-8-1KDDI大手町ビル1F。3548-2560。
堀込み席でこじゃれた焼き鳥。筑波の「あかね鶏」、焼きは備長炭だそうです。定番の串のほか豚トロ葱塩焼き、半熟卵ののったシーザーサラダなども。3000円程度。ランチは鶏丼などがおいしいけど、混んでます。

2004.05.15

「吉今(きっこん)」

(有)歌右衛門パラダイス | 焼酎

同僚と「吉今(きっこん)」。千代田区大手町1-7-2東京サンケイビル6F。5204-3050。
焼酎がけっこう豊富。芋だけどすっきりした「薩摩宝山」(西酒造、099-296-4627)。黒糖の「れんと」(奄美大島開運酒造、0997-52-0167)。女性杜氏が貯蔵タンクに音響振動を加えて熟成させ、分子を小さくしているのだそうです。確かにまろやかで飲みやすいかも。
料理は手作り豆腐、さつま鶏の黒胡椒焼き、牛肉の朴葉焼き、鶏スープの黒胡椒ご飯など。「東方見聞録」の三光マーケティングフーズ経営。まあ、いかにも、の和食ダイニングです。オフィス街で貴重な320席。10人近くても、午後9時過ぎからでもちゃんと食事できる。

2004.05.12

「クロ・ド・ミヤン」

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酒場のひと雫 | ワイン

春野菜にワインの幸せ。久々に会う友人と「クロ・ド・ミヤン」Clos de Miamに行きました。中央区銀座7-3-13ニューギンザ2F。5568-4777。新橋寄り。大阪北新地のソムリエ宮永久嗣さんが出したワイン屋さんです。ビルの2階にカウンターと小さなテーブル。
黒板で約20種の日替りメニューはボリュームがあり美味。モツァレラ、ホワイトアスパラと蛸、有機野菜の温かいサラダ、沖縄豚など。まずはシャンパン。ワインはリストはなく、オススメをきく。グラスでブルゴーニュ・コートドニュイ、ドメーヌ・ド・ラルローの「Clos Du Chapeau」2001。あっさりとしたピノノワール。それからボルドー・マルゴーでル・バロン・ド・ブラーヌLe Baron de Brane。シャトー・ブラーヌ・カントナック(Ch.Brane-Cantenac)のセカンド。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロなど。フレッシュで上品。デザートは苺のミルフィーユと、珍しいチョコ味のクリームブリュレ。エスプレッソも4種ありラバッツァを。明るくて感じの良い接客。一人8000円。わいわいと、グルメの友人も喜んでくれました。予約は4人までというのがやや難か。

2004.05.11

「ボンクラージュ!」

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「ボンクラージュ!」銀座1-22-11大竹ビルB1。5524-5716。「頑張って!」という名のフレンチは東銀座の裏手で、近隣は少し下町風情。20席程度の清潔な店内は60年代北欧風だとか。
ランチで前菜、デザートつき1575円はお得かも。鮭のマリネサラダ、コクのある牛ほほ肉ワイン煮込み・ピラフ添えは間違いのない味。グラタン皿のような外見のグレープフルーツゼリーとヨーグルトムース、レモンの皮を飾ったデザートも美味。オープンキッチンでステンレスのカウンターあり。

サフラン

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飲んだり食べたり出かけたり: Luc De Foix

スペインワインつながりで、また「IL FARO」。またまたスペイン・リオハのワイン、マルケスデリスカルをもらいました。写真の料理はスカンピと鯛のサフラン風味。鮮やかなサフラン色ですね。ほかにつくねみたいな前菜や桜エビのサラダ、チーズのパスタ、塩のきいた生ハムのピザ。母の日で訪れた風の家族連れの温かい雰囲気。

2004.05.09

「左京ひがしやま」

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神戸のおいしいもの便り: 土鍋でご飯を炊きたい人に、いいもの見つけました。

美楽流真希絵の食いしん坊バンザーイ\(^O^)/:自然に帰れ(o^o^o)

「左京ひがしやま」で友人とランチしました。中央区銀座3-7-2オーク銀座B1。3535-3577。京都・銀閣寺「草喰(そうじき)なかひがし」関連と聞いて、前から行きたかったのです。どういう関連なのかはよくわかってないんですが、町家風の造り、テーブル席からおくどさんが見えるのは「なかひがし」と似ています。接客はマニュアル的ですがきびきび。
コースを頼むとまず「水」が一杯。それからホタルイカ、山菜天ぷら、桜葉くんせいなどの美しい八寸。

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風味豊かな白味噌仕立ての椀のあと、松茸のように若竹を土瓶蒸しで。鴨のローストと、お楽しみの目刺しにぴかぴか白いご飯。

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デザートの豆腐ソラ豆アイスが意表をついてました。料理長は堀切貴浩さん。昼は3000円程度で満腹。夜は個室もあるようです。ちょっと上品な季節感あるお食事にぴったり。

2004.05.08

炭火焼き肉「とうがらし」

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東京うまい店

築地のお店と関係あるのかは定かでありませんが、同僚と炭火焼き肉「とうがらし」に行きました。中央区日本橋本石町4-4-14第一福富ビル3F。5202-4166。
少し気むずかしそうで、でも明るい親父さんがいる家庭的な店。お任せで出てくるのが、なんとまず鴨。タン、カルビ、豚など盛り合わせで、すべて舌がとろける味。名前の付いた国産牛、今日は「かおる」でした。感謝。ちょっと煙くて、冷麺に逃げちゃいましたが、煙も味のうち! チゲ鍋→雑炊が定番のようです。次回は是非…

2004.05.04

カンポフィオリン

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日々是ワイン

また「Il falo」に行き、イタリアワインを試しました。
ベネト・マージ社の赤「カンポフィオリン」1997年。品種は聞き慣れないコルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ、ロッシニョーラ。リパッソという二次発酵の製法を復活させ、発酵の終わった樽のオリの上に普通のバルポリチェラを入れて更に2週間あまり発酵させるそうです。アマローネの力強さ、バルポリチェラの飲み易さを併せ持つとか。ちょっと干し葡萄のような甘苦さだけど、すんなりと飲みやすい一本です。
お店はGW真っ最中にもかかわらず混んでいて、さすが。料理はスモーク鰯のサラダ、フォッカチャ、にんにくパスタ、真鯛とサザエ、そしてお約束のアイスケーキ、ズコット。ズコットのソースがチーズ味になり着々と進化。
ベネトといえばベニス。あー、もう一度行きたい。

2004.05.03

蕎麦の「沙嵯羅」

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くいしんぼうのアンテナ

蕎麦といえば「沙嵯羅」(ささら)に行きました。杉並区下井草5-22-17。3301-8838。
しゃれた外見で、水琴窟のようなものまである上品なお店。まずはお酒。新潟の本醸造「玉風味」を燗で。豪雪地帯、北魚沼郡守門村で320年続くという玉川酒造(02579-7-2017)。おつまみはふわふわした薩摩揚げ、柚あんをかけた里芋、佐賀「みつせ地鶏」焼き、身欠きニシンなどがおいしい。仕上げの蕎麦は十割。胚乳の部分だけを粉にした「更科」を温かい「とろろ」で、「ざる」は1番粉、2番粉を使った「味源」をもらいました。「味源」のほうが風味があってよかったかも。お昼でも夜でもOKそう。満足。

で、写真はその後また行ったときの、治部そばととろろです。お酒は焼酎「浪漫」。

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