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2004.01.23

カフェ&ギャラリー「ki-no」

ki-no info

オープンしたての「ki-no(キノ)」をのぞいてきました。渋谷区幡ヶ谷1-21-11。3467-8550。笹塚の駅から徒歩5分、マイクロソフトのそば。民家の一階で、内装も本当に普通の家の居間のようで、居心地良好。実は「おとりよせネット」http://www.otoriyose.net/ と連携する「お取り寄せカフェ」でもあるんですね!

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というわけでオススメはオーナー厳選「お取り寄せ食材」を使った週替わりの食事。普通の家庭料理がお盆で運ばれてきます。この日は北海道大津港にあがった鮭のホイル焼きでした。軽い塩味、ほっくりした魚に野菜を添えて。冷凍で取り寄せられるそうです。オーナーお手製のレバーのワイン煮と共に、ぱくぱく食べました。
デザートはヨーグルトと柚子ジャム。ほかに飲茶、カレーも。本当に自分の家みたいにくつろげますよ!

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ki-noではアジア各地のお茶を出しています。
私が勧めてもらったのはジャスミン茶「金胡蝶(きんこちょう)」。国内の中国茶屋さんではなかなか扱わないそうです。茶壺(チャフウ、小さな急須)でしばらくおき、一気にピッチャーにあけ、おちょこ大の茶杯で飲みました。恥ずかしながら中国茶の飲み方初体験。、んー、きつ過ぎない香りが上品です。茶葉を見せてもらったら、名前の由来がわかりました。三つの葉をたたんであり、ごくごく小さな蝶の形に見えます。以前、お土産で手鞠のように丸めたものを頂き、驚いたのを思い出しました。すべて手作業というから、大陸恐るべし。
緑茶の明前龍井(めいぜんろんじん)も同様に。清明節(4月5日ごろ)の前、茶葉の良い時期に摘んだ希少性が高いお茶だそうです。煎って扁平になった茶葉がお湯を注ぐとゆっくり開き、渋みが少なくすっきりした風味。お湯を注ぎ直して3、4度楽しめるそうです。
それから背の高いグラスで工芸茶、錦上添花(工芸茶・安徽省黄山市)を淹れてもらいました。茶葉を糸でたばね、中に白菊の花が埋め込まれています。お湯の中でつぼみが開き、菊が浮かび上がる趣向。飲むとちょっと薬のような香りで体に良さそうです。目にも華やかで非常に贅沢な気分。
そんなこんなで、すっかり居座ってしまいました。今後、「お取り寄せ」のトークイベントなども開くそうです。
お近くにおいでの際は是非お立ち寄りを。

*残念ながらki-noは閉店しました。オーナーの次なる展開に期待!

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COCO2さん、はじめましてmisakoです。私のblog「ちとからノート」をリンクリストに入れていただいてありがとうございます。食べること大好き人間なのでちょくちょく訪問させていただきます。私の方のリストにも追加させていただきました。これからもどうぞよろしくお願いします。

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