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2004.01.28

梅ももうすぐ

Oh!江戸 落書き帖: 梅園の豆かん

おいしそうな豆かん…

梅と言えば今日は、九州土産の「太宰府の梅」を食べました。梅餡と求肥を蜜漬けの紫蘇の葉でくるんだもの。さわやかな甘さですが、つまんだ後の指に移るほど香りがいいです。菅原道真が赴任したとき、一夜で京から飛んできたという「飛び梅」にちなんだネーミングですね。10個1000円だそうです。左衛門092-944-1311。

2004.01.27

浅草「まき田」でちゃんこ

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同僚と「まき田」に行きました。台東区浅草3-21-3。3871-2526。地下鉄銀座線浅草から徒歩12分、浅草雷会館(ゴロゴロ会館)裏。

本当は月曜定休ですが、お座敷を予約。下町情緒のちゃんこ店です。鍋はニラ、白菜、鶏肉、油揚げ、しらたきなどのシンプルな具材を醤油味、もしくは味噌味で。味噌味はかなり甘めなので、醤油味がおすすめかも。鶏手羽のカレー揚げ、もろきゅうなど一品料理もおいしい。焼酎「黒霧島」なども飲んで8000円ぐらい。

以前、同僚と出かけた時、襖で仕切った隣の座敷に、渡米直前の松井秀喜さんが来ていた店です。

2004.01.25

CAVACAVAでワインを

日々是ワイン: Ch.Potensac 2000 (\3,600)


いいですよねー、ワイン。で、思い出したお酒好きにちょっと良さげな店を一軒。CAVA CAVA (サヴァ サヴァ)3353-4650。新宿区新宿3-3-9伍名館B1。地下鉄丸ノ内線ほか新宿三丁目駅より徒歩4分。

明け方までオープンして便利。ジャズをBGMに、ライトを落とした黒御影石のカウンター席で。この道約10年というマスターは気さくに、シェリー酒をアロマのように暖めたりして楽しませてくれます。

自家製果実酒とかもあるようですが、私は温かいオイルサーディンとピクルスで、グラスワインをもらいました。
この日はサン・ロマン ワイナリー・ボデガス・マウロトロ、97年。スペインの暑いトロ地区産。元ベガシシリアのマリアノ・ガルシア氏が手がけた。ぶどうはティンタ・デ・トロ100%。テンプラ二ーニョのクローンで比較的早く熟し、外観はほとんど黒。ちょっとナッツの香りがするような癖のある味。
それから同じスペインで、カルトイシャ デ スカラディ グラン レセルバ、93年。濃いルビー色で、香りはカシス風かな?おいしかったです。プリオラート産。

2004.01.23

カフェ&ギャラリー「ki-no」

ki-no info

オープンしたての「ki-no(キノ)」をのぞいてきました。渋谷区幡ヶ谷1-21-11。3467-8550。笹塚の駅から徒歩5分、マイクロソフトのそば。民家の一階で、内装も本当に普通の家の居間のようで、居心地良好。実は「おとりよせネット」http://www.otoriyose.net/ と連携する「お取り寄せカフェ」でもあるんですね!

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というわけでオススメはオーナー厳選「お取り寄せ食材」を使った週替わりの食事。普通の家庭料理がお盆で運ばれてきます。この日は北海道大津港にあがった鮭のホイル焼きでした。軽い塩味、ほっくりした魚に野菜を添えて。冷凍で取り寄せられるそうです。オーナーお手製のレバーのワイン煮と共に、ぱくぱく食べました。
デザートはヨーグルトと柚子ジャム。ほかに飲茶、カレーも。本当に自分の家みたいにくつろげますよ!

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ki-noではアジア各地のお茶を出しています。
私が勧めてもらったのはジャスミン茶「金胡蝶(きんこちょう)」。国内の中国茶屋さんではなかなか扱わないそうです。茶壺(チャフウ、小さな急須)でしばらくおき、一気にピッチャーにあけ、おちょこ大の茶杯で飲みました。恥ずかしながら中国茶の飲み方初体験。、んー、きつ過ぎない香りが上品です。茶葉を見せてもらったら、名前の由来がわかりました。三つの葉をたたんであり、ごくごく小さな蝶の形に見えます。以前、お土産で手鞠のように丸めたものを頂き、驚いたのを思い出しました。すべて手作業というから、大陸恐るべし。
緑茶の明前龍井(めいぜんろんじん)も同様に。清明節(4月5日ごろ)の前、茶葉の良い時期に摘んだ希少性が高いお茶だそうです。煎って扁平になった茶葉がお湯を注ぐとゆっくり開き、渋みが少なくすっきりした風味。お湯を注ぎ直して3、4度楽しめるそうです。
それから背の高いグラスで工芸茶、錦上添花(工芸茶・安徽省黄山市)を淹れてもらいました。茶葉を糸でたばね、中に白菊の花が埋め込まれています。お湯の中でつぼみが開き、菊が浮かび上がる趣向。飲むとちょっと薬のような香りで体に良さそうです。目にも華やかで非常に贅沢な気分。
そんなこんなで、すっかり居座ってしまいました。今後、「お取り寄せ」のトークイベントなども開くそうです。
お近くにおいでの際は是非お立ち寄りを。

*残念ながらki-noは閉店しました。オーナーの次なる展開に期待!

「筑紫樓」でフカヒレ

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同僚とランチで「筑紫樓(つくしろう)魚翅海鮮酒家」へ。丸ビルの5階。6213-2946。
結構混んでいますね、丸ビル。ランチ予約はコースだけなので、12時をはずして行く必要があります。個室もあり、夜のコースは7千円からということでいかにも接待向きという雰囲気がいまいち。昼でも外国人をまじえたビジネスマンのグループなどが目立ち、蝶ネクタイの男性が慇懃に相手してくれました。
でもここで引くなかれ。お料理は案外手ごろ。フカヒレが売り物で気仙沼から直送、3日がかりで下ごしらえするとか。そこでフカヒレそばを頂きました。1200円。醤油味のスープは海鮮風味。味はしっかりしていますが、舌触りはあっさりしていて食べやすい。ご飯系もある。デザートにココナツ団子。美味しく食べてお肌にいいなら最高。本店は恵比寿です。

2005年1月に再びランチ。3500円コースなら予約可。フカヒレスープと北京ダック、炒飯がおいしい。

2004.01.17

人形焼き

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続いて紀文堂総本店3841-4401。
浅草表参道の店の人形焼き。創業120年のカステーラ製法だそうで、餡無し。一口大でもっちりした食感です。

2004.01.16

「希須林(きすりん)」新宿

友人、先輩と希須林(きすりん)新宿。西新宿1-1-5 新宿ルミネ7F。5321-9550。
以前、阿佐ヶ谷のグループ店「AZ」がおいしかったので出かけてみました。隣はベトナムアリス。ルミネって変わったなあ、と、まずびっくり。
名物は濃厚な海老のマヨネーズソース。ぷりぷりです。ほかに牡蛎と野菜のスパイス炒め、海老蒸し餃子、パクチーの効いたサラダ、レタスチャーハンなど。アラカルトで4000円ぐらい。中国家庭料理ということですが、洋風を取り入れたかなり若向きの味ですね。デザートで私が食べたタピオカプリンは程よい甘さでしたが、ほかの人が食べた杏仁豆腐などはややパンチ不足だったみたい。
店内が暗く騒がしかったのがちょっと残念ですが、お店の人は気を遣ってくれてました。家族連れ向きかも。
意外に新宿駅周辺で、ゆったりできる店って難しい… あまり行かないせいだろうけれど。

2004.01.14

きりたんぽ鍋

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秋田料理「みちのく竹家」。根津2-16-8。3821-4848。
美人の女将さんがきりたんぽ鍋を作ってくれました。

新鮮なセリを根っこまで丁寧に洗って投入。そして自家製きりたんぽ。均一に半殺しにするには機械ではダメだそうです。身が詰まってました。味噌をつけて焼いたものも結構。

ほかにはたはたの塩焼き。「なた切り大根」も。大きく切った大根を麹でつけて、さっぱり。冬季限定。
さあ、北国の冬を満喫!

2004.01.13

豚は「やまと」と「ファロ資生堂」

「ファロ資生堂」銀座8-8-3東京銀座資生堂ビル10F。3572-3911。
赤いスタッコ(西洋漆喰)壁が目印のビルのイタリアン。店内は天井が高く、ガラス窓が大きい。残念ながら夜行ったことはないですが、お店の開放感を楽しむなら昼がオススメかも。
ランチ4000円。料理も外れがないですが、特にデザート。二品出てきて盛りつけも華やかで楽しめます。サービスも気取りがなく、気持ちのいい店でしょう。

銀座でもう一軒「やまと」。 銀座2-6-1中央銀座ビルB1。5159-9751。
平塚で養豚を手がける株式会社フリーデンの経営。同社のブランド「やまと豚」を使った創作料理店だそうです。
ディナーで行ったのが、いわゆるボックス席。赤やオレンジの間接照明でバーのような雰囲気がちょっと不思議。来ているのは女性の団体客が多いので、さらに妙です。
料理はアジア各国料理の混成という感じ。朝鮮人参、クコ、ナツメなどを使った辛口スープの薬膳不老長寿鍋2200円、海老と豚すり身のレモングラス揚げ750円など。結構おなか一杯になります。少人数の宴会向きでしょうか。

2004.01.10

新年で「こだま」

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本日は新年会ということで贅沢に「こだま」。西麻布1−10−6。3408・8865。
西麻布交差点「権八」の裏手、ちょっとおしゃれな一角のビルの二階。4人がけ座敷二つとカウンター、白を基調にした清潔感ある割烹です。
カウンター越しに電磁調理器を操るご主人、小玉勉さんを眺めていると若きこだわり料理人の風情が伝わってきます。その日の素材でお品書きを決めるのだとか。まずは菜の花と帆立を柚子大根で。洗面器大の器の中央は大分産天然トラフグ! それからオス三年もののスッポンスープ。揚げた下仁田ネギが香ばしい。

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宮城県新澤醸造店0229-52-3002のきりっとした伯楽星を熱燗で傾けつつ、アワビそばを。生わかめを練り込んだ手打ち蕎麦に蒸しアワビを肝のソースで。サワラ味噌焼きと里芋に京都のおかきをまぶしたもの、分厚いからすみを焼いて大根と。全体にしょっぱめですが、素材を生かしたしっかりした料理です。

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珍しい! 梅干しの甘煮、黒豆の巾着。とろける甘さです。このお店を教えてくれた友達に偶然、久しぶりに会い、おいしいものをおなか一杯食べて満足な一夜でした。

2004.01.09

冬は鍋!「ながた」

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夕食は「ながた」。千代田区神田小川町3-11板倉ビル2階。3219-1437。
カウンターと小上がりの飲み屋さんです。魚がおいしい。
というわけで、冬は白子鍋。オホーツク産の真鱈の、上質なものだそうです。さっぱりとポン酢で。お造りは鰯、本皮はぎに肝を包んで。
白美人ネギスティツクと味噌、10月解禁の本ししゃも、そして自家製さつま揚げも…。焼酎ですっかりいい気分ですね。居酒屋風の割にちょっとお高めではありますが。

2004.01.08

「ヴァン・ピックル」でランチ

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「ヴァン・ピックル丸の内」に行きました。千代田区丸の内3-3-1新東京ビルB1。6212-1011。
ワイン好きが通う「オザミ・デ・ヴァン」のグループ。同名の銀座店は深夜まで営業でうれしいけれど、夕方からだし人気過ぎてなかなか入れないのが難点。というわけで、昨年オープンした丸の内店でランチしました。
こぢんまりした店ですし、ビル地下の奥ということで立ち寄りにくい人もいるかもしれませんが、雰囲気が温かく接客も丁寧。なぜかフランス語のラジオみたいなものがずっと流れておりました。
ランチは1200円でちゃんとしたコースもありますが、今回は「ガレット」に挑戦。そば粉100%のクレープですね。数種類の具から「フォレ」を選びました。様々なきのこにグリュイエルチーズが濃厚。これに温かいボールスープとサラダがついて1000円はお得です。おなか一杯! そして水のようにさりげなく、冷たいジャスミンティーが出てきました。夜はお馴染みのフレンチバーベキュー葡萄枝焼もあるようで、次回は是非…

2004.01.05

さらなる刺激「デスレイン」

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お正月明け早々ではありますが、気になって仕方なくて、同僚にポテトチップス「デスレイン」(米国製)について話したところ、午後にはソニプラで買ってきてくれました。
うーむ、確かに旨みは乏しく、ひたすら辛い。知らずに食べた人は、かなり動揺していました。

ということで、米国製の方が本家なのかもしれませんが、私としては「暴君ハバネロ」(東ハト)に軍配、かな。

観光名所「黒澤」

東京の名所「黒澤」について書いておきます。千代田区永田町2-7-9。3580-9638。池山王駅からすぐ、永田町キャピタル東京前。
黒澤明監督のもてなしを再現したということで、外国人観光客の御用達とか。外観は黒澤組の美術スタッフが手がけたという「用心棒」風の料亭。お昼に友人と蕎麦御膳を食べました。2200円。「翁」の高橋邦弘氏に師事した職人さんが北海道、信州産の蕎麦の実を店内の石臼で製粉した手打ちだそうです。個室は室料が難点でしたが、現在お昼は必要ないようです。
以前、打ち上げに奮発して「特別室」を使ったことがあります。おなじみの絵コンテなどが飾られていて楽しい。夜の料理は黒澤監督が肉好きだったことから鹿児島直送の黒豚、薩摩の若軍鶏などのコース。蕎麦サラダのあと豚しゃぶを塩胡椒で頂きました。美味。一番贅沢な「隠し砦の三悪人」は1万2千円! とはいえ作務衣の接客は結構気さくです。企画・監修黒澤久雄、経営は食文化総研。

2004.01.03

駅伝

ゴール後、感動さめやらず。
モブログはこういうルポに使うのですね。

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2004.01.02

ちょろぎ

「東京弁は感染るんです」のBlog

ユリ根のような味がすると書いてあったが、食べてみるとショウガをかじっているような味。

「東京弁は感染るんです」のBlogから。これは気になりますね!

ご馳走です

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お年始に行きました。
ハムにパン粉などの衣を付けてグリルしたもの。おいしかったです。
生クリームと白ワインを煮詰め、レモン汁、粒マスタードなどを加えたソースで。

三段重ねの杯でお屠蘇 → スパークリングワイン → 赤ワイン。

2004.01.01

初詣で初買い食い

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初詣に行きました。境内は初詣客で小規模のお祭りみたいな賑わいでした。アンズ飴やら薄荷パイプやら…
屋台のバリエーションって時代と共に変化すると聞いたけれど、今日見る限りでは私の子供の頃とはあまり変わっていないような。

焼きそばと、広島焼きと、甘酒。

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