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<title>ＨＤＤ座　coco2のシネマ備忘録</title>
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<description>これまでに観た映画の感想を、過去の日記などからピックアップしています。主にＣＡＴＶでの録画＋劇場で鑑賞。
星は極私的印象。&#x2605;＝２点、&#x2606;＝１点</description>
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<title>罪人たち</title>
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<description>アカデミー賞でも話題だったライアン・クーグラー監督のヒット作を配信で。「悪魔の音...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>アカデミー賞でも話題だったライアン・クーグラー監督のヒット作を配信で。「悪魔の音楽」と呼ばれた扇情的なブルースが、見事に映像と一体になった傑作だ。ヴァンパイアアクションとオフビートな笑いの超エンタメでありながら、全編に虐げられた者たちの怒りと悲しみ、歌わずにいられない衝動と反骨があふれる希有な映画体験。小ネタもまだまだありそうだし、ヴァンパイアは怖いけど、もう1回観ないとなあ。<br /><br />舞台はジム・クロウ法ただ中の1932年、南部ミシシッピデルタの田舎町。粋な双子スモークとスタック（マイケル・B・ジョーダンが２役で）が里帰りし、シカゴの暗黒街で荒稼ぎした大金で白人地主から廃工場を買いとって、黒人コミュニティが酒とブルースを楽しむ「ジュークジョイント」を開く。けれど開店の日、従兄弟の少年サミー（マイルズ・ケイトン）の奏でるご機嫌なブルースギターが、恐ろしいレミック（ジャック・オコンネル）たちを引き寄せちゃってクレージーな一夜に…<br />なんといってもサミーの「I Lied to You」演奏シーンが圧巻。アフリカからロック、ラップ、京劇やバレエまで、時空を超えて音楽のスピリットが響きあう。「ラ・ラ・ランド」オープニングに匹敵する、映画史に残る名シーンでは。<br />そこへ襲いかかるレミックたちが、アイルランド民謡「Rocky Road to Dublin」で足を踏みならすシーンがまた凄い。イギリス植民地時代の抵抗の記憶。レミックはサミーたちと仲間になりたかっただけなんけど、そうはいかない種族の壁が、分断の現実とあいまって切なく思えてくる。<br /><br />クラークスデールという舞台設定がまた秀逸だ。広大な綿花畑の、美しくも圧倒的な抑圧の光景。この地には伝説的ブルース歌手ロバート・ジョンソン（27クラブ！）が悪魔に魂を売って演奏技術を手に入れたという、「国宝」みたいな言い伝えの十字路があるとか。そしてレミックを追ってちらっと登場するネイティブアメリカンのチョクトー族は、かつてジャガイモ飢饉で苦しむアイルランドに救援を送った歴史をもつそうです。西アフリカゆかりのブードゥーも登場するし、いやいや深いぞ！<br />ミドルクレジットの後で御年89歳バディ・ガイが登場するラスト、さらにエンドクレジットの後のゴスペル「This Little Light of Mine」（公民権運動時の抵抗歌）をお見逃しなく。限りある命と自由のきらめきが、余韻を残す。</p>
<p>曲はほかにマイルズ・ケイトンが車で歌う「Travelin’」（アルヴィン・ヤングブラッド・ハート作）、街を歩くシーンの「My Babe」（ファイフのシャード・トーマスマロリー、ウィリー・ディクスンがリトル・ウォルターのために書いたシカゴブルースの名曲）、デルタ・スリムが従兄弟の惨状を話す「Baby, Please Don’t Go」（9弦ギターのビッグ・ジョー・ウィリアムズ）、エンディング「Last Time I Seen The Sun」（Alice Smith and Miles Caton）などなど。朝から聴くとヤル気でないのが難。</p>]]></content:encoded>


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<dc:subject>２０２５</dc:subject>

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<title>キス・ザ・フューチャー</title>
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<description>1990年代のボスニア紛争で、4年にもわたり多大な犠牲を出したサラエボ包囲。戦下...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>1990年代のボスニア紛争で、4年にもわたり多大な犠牲を出したサラエボ包囲。戦下を生き抜く若者たちを描いた、秀逸なドキュメンタリーを観る。人道支援のため現地に入った米国人ビル・カーターがU2のインタビューに成功し、バンドは「見て見ぬふりはできない」と、世界各地のライブ会場でサラエボと中継をつなぐ…　けっこう入った劇場で。<br />美しかった街に、市民を狙う乾いた狙撃音が響く。走り抜けるこどもたち、底なしの恐怖。それでも若者たちは地下のディスコで騒ぎ、集まって仲間の結婚を祝い、ミスコンテストを開く。音楽や笑いは正気を保つすべ。決して30年前に終わった光景ではなく、今も世界のどこかにあるという事実を思い、胸がふさがる。<br />どんどん行動しちゃうビルのパンク野郎ぶりが魅力的。そのクレイジーな働きかけが、ボノと共鳴していく。一方でボノは、現地の悲痛な訴えを発信しても、なかなか救えないことに「リアリティーショーのようだ」と苦悩する。だからこそNATO介入による紛争終結後、再起に向かうサラエボでようやく実現した4.5万人ライブの映像が染みる。人種、宗教が混ざり合う大合唱、喉の不調に見舞われながらの「ONE」の切なさ。<br />旧ユーゴ出身のネナド・チチン＝サインが監督。ニュースや当時のサラエヴォで撮影した映像と、ビル・クリントンを含む多くのインタビューを組み合わせてテンポがいい。製作はマット・デイモン、ベン・アフレック、サラ・アンソニー。 上映後にミュージシャンSUGIZOさんのトークがありました～</p>]]></content:encoded>


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<dc:subject>２０２３</dc:subject>

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<title>国宝</title>
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<description>イケメン吉沢亮、横浜流星による、本気の歌舞伎舞踊が話題の大作を満喫。李相日（イ・...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>イケメン吉沢亮、横浜流星による、本気の歌舞伎舞踊が話題の大作を満喫。李相日（イ・サンイル）監督はドロドロ人間ドラマの吉田修一の原作を刈り込み、女形という異形の業を、舞台シーンに凝縮させて見事だ。昭和の造形も丁寧で、3時間の長尺を飽きさせず、観終わって語りたくなる知人が続出。古典芸能だってやればできる。<br />脚本は奥寺佐渡子、撮影はチュニジア出身のソフィアン・エル・ファニ、音楽は「正三角関係」などの原摩利彦。遅い時間だけどいっぱいのシネコンで。</p>
<p>任侠の跡取り・喜久雄（吉沢）が上方歌舞伎の花井半二郎（渡辺謙）に引き取られ、悪魔に魂を売り渡して厳しい女形の道を歩んでいく。華やかな襲名の高みから不遇、ドサ回りへの転落、御曹司・俊介（横浜）との兄弟のような友情と確執、幼なじみ・春江（高畑充希）や愛人･藤駒（見上愛）、駆け落ちする彰子（森七菜）との愛憎。すべてを哀しく激しい芸へと昇華させる。玉三郎を思わせる孤高の半生。</p>
<p>物語のカギとなる演目が、鴈治郎さん指導の「曽根崎心中」というのが憎い。1953年に扇雀（藤十郎）が大ヒットさせた足のシーンの切なさ、心中へと駆けていく若い2人の必死さ、愚かさ。そして万菊が幻視し、ラストを飾る「藤娘」がまた感動的。舞台を覆い尽くす激しい雪と音楽の美。<br />物語前半には喜久雄・俊介の抜擢シーンで、玉三郎・七之助が2014年に初演した「二人藤娘」、喜久雄がついに表舞台に復帰するシーンでは、玉三郎・菊之助（現菊五郎）で知られる「二人道成寺」もたっぷりと。舞台裏の緊迫と、奈落からせり上がるとき、役者だけが目にする一転、夢のような舞台の光景が鮮やかだ。<br /><br />主演コンビのほか、歌右衛門もかくやという大物・万菊を演じた田中泯が圧巻。今際の際のすがすがしいまでの孤独と、俳優の業がみなぎる眼力！　そして冒頭の抗争シーンでは、永瀬正敏が一瞬の熱演。この降りしきる雪が、ラスト「藤娘」につながる「景色」なのか。少年時代の喜久雄を演じた「怪物」の黒川想矢にも、雰囲気があってさすが。<br />ちなみに舞台挨拶で母・寺島しのぶが、まさに菊五郎襲名のタイミングだけに、御曹司をさしおく襲名なんて「ありえません！」と力説していたのが怖かった…　渡辺謙、存在感あるけどちょっと女形には見えなかったかな。</p>
<p>劇場ロケで京都・先斗町歌舞練場や上七軒歌舞練場、豊岡の出石永楽館などが登場。展望が見えない休館中・国立劇場の楽屋口が切ない。<br />制作のクレデウスは元WOWOWのプロデューサー、松橋真三が設立。ソニーグループ、アニプレックス傘下のミリアゴンスタジオが製作幹事で、企画の村田千恵子が所属しており、大作「キングダム」のチームなんですね。制作委員会はほかに吉沢のアミューズ、配給の東宝、チケットのローソン。松竹、出る幕無しかあ…</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>邦画</dc:subject>
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<title>雨ニモマケズ</title>
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<description>Gospelイベント主催の経験をもつ飯塚冬酒の監督第2作を、Gospel仲間と鑑...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>Gospelイベント主催の経験をもつ飯塚冬酒の監督第2作を、Gospel仲間と鑑賞。ワンカメ長回しなどインデペンデント風味満載のまったり感で、裏方の苦労を描く。リハーサルの時間管理とかお弁当手配とか、日本Gospel界の世代間の軋轢なんかも。ふーむ。新宿Ks cinemaで。<br />急逝したディレクター（東ちづる）の追悼イベントの一日という設定で、可愛いスタッフ南（安野澄）が奮闘する。飄々としたディレクター山田の木村知貴、NY帰りの牧師でなんと元ラッツの山崎廣明、めげない弁当屋の笠松七海がいい味。ほかに上村侑、小寺結花ら。<br />Gospelの魅力はほどほど。出演クワイア役で淡野保昌、長谷川潔、木村宇志のTeamKIM、Milk&amp;Honeyとかが登場するけど、ほとんどチラッとで、MARISA with ETERNAL LIFE（共作曲は山本裕太！）が目立ってたくらい。〆は何故か、生きづらさを抱える息子タツヤ（諏訪珠理）の宮沢賢治朗読でした…<br />製作･配給はGACHINCO Film。<br /><br /></p>]]></content:encoded>


<dc:subject>邦画</dc:subject>
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<title>石岡タロー</title>
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<description>茨城の石岡駅に、17年間通ったタローの実話を、ディープな上映会で。会場はなんと「...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>茨城の石岡駅に、17年間通ったタローの実話を、ディープな上映会で。会場はなんと「あしたのジョー」ゆかり、江戸時代なら小塚原刑場近くの、南千住から10分弱にポツンとある泪橋ホールで、店主は写真家の多田裕美子さん。映画喫茶というけれど、昭和レトロの小さな食堂で、店内自体がまるで映画です。地元のおじちゃん、おばちゃん＋イヌ好きがぎっしり。1500円＋ワンドリンク制で、ハイボールに茸グラタンをつつきつつ、隣の母娘連れとおしゃべりして上映を待つ。名物餃子やキーマカレーも美味しそう。</p>
<p>映画は昭和30年代から50年代にかけて、はぐれた飼い主恭子（寺田藍月、渡辺美奈代！）を待ち続けたタロー（チャッピー、チャピ、ダイ）の一途な思いと、愛くるしい幼稚園児の恭子ちゃん、保護した小学校用務員（菊池均也）、校長（山口良一）らの愛情をじっくり描く。ゆったりテンポで時にベタすぎるけれど、それが嫌みでない誠実さ。<br />タローとともに成長していく駅員（泊太貴）はじめ、教師や町の人々の素人っぽさが微笑ましく、じんわり温かい気持ちになる。時は平成に移り、40年の時を超えた思いに涙～<br />霞ヶ浦近くの郊外農村風景、昭和の商店街を、鉄道車両やヴィンテージカー、看板などで丁寧に再現していて説得力がある。電器屋のお母さん、松木里菜は美し過ぎだけど！　実は石岡に親戚がいて、子供の頃から通っているのに銅像のこととか、初めて知りました。はは。</p>
<p>長編初という監督・脚本の石坂アツシさん、そしてメーンキャストのチャピが来てくれて大盛り上がり。チャピはタローと同じ保護犬だったけど、撮影を通じて心を開き、里親も決まったとか、制作エピソードにも感動。プログラム880円に監督のサイン、頂きました！　ドッグトレーナー西岡裕記、撮影・荒井康次、温かい音楽は小松重次。<br /><a href="https://coco2.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc_3797.jpg" target="_blank" rel="noopener"><img style="margin: 3px;" title="Dsc_3797" src="https://coco2.cocolog-nifty.com/cinema/images/dsc_3797.jpg" alt="Dsc_3797" width="300" height="400" border="0" /></a></p>]]></content:encoded>


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<title>RRR</title>
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<description>2022年アカデミー賞で歌曲賞をとった、インドのテルグ語ミュージカルアクション。...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>2022年アカデミー賞で歌曲賞をとった、インドのテルグ語ミュージカルアクション。呑み会で映画好きから改めて強く勧められ、録画で。2部制で3時間、一寸の隙もなく、エキストラ数千人という感じの大スケールのシチュエーションと、荒唐無稽で痛そうな戦闘が繰り広げられて、濃い。面白いけど、見終わって正直ぐったり。<br /><br />監督は「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ。1920年代のデリー、大英帝国の徹底して横暴な総督スコット（レイ・スティーヴンソン）に立ち向かうスーパーヒーローふたりが、面倒な理屈は無し、とにかく超人的に暴れまくる。<br />かたや部族の少女救出のため、総督の大邸宅に乗り込む野生児ビーム（N・T・ラーマ・ラオ・Jr.）。なんと野獣たちを武器にしちゃうし、むち打ちされても朗々と歌って民衆を扇動しちゃうし、どんな大けがも謎の薬草でたちどころに治しちゃうし、いちいち痛快だ。総督の姪の金髪美人に恋しちゃうお茶目さも。<br />かたや独立運動の拠点に武器を届けるため、正体を隠し警官としてのし上がった男前ラーマ（ラーム・チャラン）。登場でいきなり1対5000人ぐらいの大乱闘。意外に読書家だったり、大義のためいったんは親友ビームを捕えて苦悩したり、なんかストイックで格好いい。ついには、なんと英雄ラーマ神の化身に！　このふたりがいたら、武器いらないじゃん。<br /><br />初対面のふたりがアイコンタクトで息を合わせ、列車事故から少年を救い出しちゃうとか、生身の破天荒なアクションに目を奪われるけど、やっぱり圧倒的に楽しいのは中盤の邸宅のパーティーシーン。「ナートゥ・ナートゥ（Naatu Naatu）」にのって二人が踊りまくり、イギリス人をぎゃふんと言わせる。なんと2021年にキーウで撮影したとか。<br />もちろん大フィクションなんだけど、いちおう実在の革命指導者がモデルと知って、またびっくり。タイトルは「Rise（蜂起）」「Roar（咆哮）」「Revolt（反乱）」のこと。エンドロールのダンスの背景に次々登場するどでかい肖像は、すべて独立の闘士たちだそうで、ナショナリズムぶりもインパクト大です。</p>]]></content:encoded>


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<item rdf:about="http://coco2.cocolog-nifty.com/cinema/2024/07/post-0e5c69.html">
<title>温泉シャーク</title>
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<content:encoded><![CDATA[<p>クラウドファンディング1000万円突破というサメ映画。ちょっと縁があって足を運んでみた。渋谷の映画館で。<br />夏になるとWOWOWでサメ映画特集があるのには気づいていたけれど、観ようとは思っておらず、けっこう観客が入っているのにまずびっくり。おタクっぽく脱力系の笑いが穏やかだ。<br />1時間強、全編まあ、B級感が満載。「暑海市」で温泉客がサメに襲われる事件が相次ぐ。獰猛で妨害電波まで発する古代サメの大群が、なんと地中を自在に動き回っていた！　あれよあれよとパニック、全市破壊命令、潜水艇でボスザメと対決…と、すべてが徹底的にチープ。<br />学生映画のような演技がまた強烈。やせっぽちでやたら発砲する警察署長（金子清文）、サメ退治で成長していく丸顔のダメ市長（藤村拓矢）、同行する可愛いサメオタク学者（中西裕胡）…。いちばん謎なのはほとんど口をきかず、超人的な身体能力でサメに立ち向かうマッチョ（椎名すみや）。いやはや。<br />脚本・監督の井上森人は、岡本太郎現代芸術賞にコントユニット「そんたくズ」で入選、自主怪獣映画選手権で優勝経験あり、とか。ますますわからない。テレビコメンテーターで熱海在住の巻上公一登場。</p>]]></content:encoded>


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<title>トノバン　音楽家、加藤和彦とその時代</title>
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<description>お洒落で、才人で、飄々として、きら星のようなミュージシャンたちに影響を与えた加藤...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>お洒落で、才人で、飄々として、きら星のようなミュージシャンたちに影響を与えた加藤和彦の足跡を、ゆかりの人物へのインタビューでつづる。書籍「安井かずみがいた時代」で関心を持っていて、劇場へ足を運んだ。今は亡き高橋幸宏の言葉が、制作のきっかけだったとか。さまざまなドラマがある人だけど、本作は特に音楽家としての先進性が前面に出ていて、心地が良い。相原裕美監督。</p>
<p>70年代のサディスティック・ミカ・バンドは今聴いても格好いい。60年代に社会現象を起こしたフォークソングや、ミカ・バンド解散後の爛熟したヨーロッパ3部作などは正直、個人的にそう好みではない。だけど成功してもその場所にとどまらず、次々と多様なジャンルで創作し続けた才能に、改めて驚嘆する。<br>高中正義が「帰って来たヨッパライ」のイントロの新規性を解説。そうかー、コミックソングだと思っていたけど。</p><p><p>いまでいうインディーズから深夜ラジオのオンエアをきっかけにオリコン史上初のミリオンヒットをたたき出し、海外ミュージシャンに負けないライブを実現するためPA会社を設立。ミカバンドでは国内より先にロンドンで注目され、制作の過程ではマルチテープを思い切ってばっさり切っちゃうとか、常に一歩先を行き、時代を切り拓いていくエピソードにワクワクする。</p><br><p>お洒落伝説にはこと欠かない。中学生から「メンズクラブ」を読み、高校生のとき日本で2，3番目にボブ・ディランのアルバムを個人輸入して、すぐギターでコピーした。祖父のような仏師になろうと京都の仏教大学に進む一方、メンクラにメンバー募集の投稿をしてバンドを結成。ミュージシャンとしての地位を確立してからは、アルバム制作のたびにまず、アラバマだのバハマ、ベルリン、パリだので家を借りちゃう。愛妻ミカにねだられれば高額なロールスロイスを購入し、美食家としても一流…</p></p>
<p>そんな華やかさの一方で、証言の端々にどこか寂しさもつきまとう。ミカはビートルズも手がけたプロデューサー、クリス・トーマスの元へ走り、その傷心を救った大きな存在、ズズ（安井）も病で失う。多くのミュージシャンに尊敬されながら、朝妻一郎、新田和長、松山毅らとは徐々に疎遠になっていったらしい。日本人ばなれした長身のせいか、学生時代からいつも今いる場所に違和感を覚えていたよう、と語る盟友きたやまおさむの、最期を巡る言葉が悲痛だ。</p>
<p>多くのレコーディングに参加した坂本龍一（多分電話の録音）や、「結婚しようよ」でプロデュースを受けた吉田拓郎（ラジオ番組かな）らの証言音声が貴重だ。個人的にはサイクリング・ブギで弾ける竹内まりやの映像にびっくり！　一緒に音楽番組を持っていたとは。</p>]]></content:encoded>


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<title>アメリカンフィクション</title>
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<description>評判をきいてアカデミー賞脚色賞受賞作を録画で。「不適切にもほどがある!」じゃない...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>評判をきいてアカデミー賞脚色賞受賞作を録画で。「不適切にもほどがある!」じゃないけれど、政治的正しさに対する風刺が満載の、ちょっと知的なコメディで面白い！　どこまでがフィクションかわからなくなる幻惑的な、でもけっこう爽やかなラストも凝っている。コード・ジェファーソンはドラマ版「ウォッチメン」などの脚本家で長編初監督だし、オライオン配給だったけど日本では劇場公開無しで、アマゾンプライムの独占配信だし、と、いろいろ話題です。<br /><br />主人公の純文学作家セロニアス・「モンク」・エリソン（ジェフリー・ライト）はインテリ中年男。高踏的な自作は鳴かず飛ばずなのに、白人がイメージする黒人の「リアル」（貧困と犯罪）を描いた小説はヒットして、いたくプライドが傷つく。病院で執拗に金属探知機をあてられるとか、差別は相変らずなのに、副業の大学で南部文学を語るのにNワードを使っただけで責められる。<br />モンクが頭にきて、偽名でベタな黒人小説「My Pafology」（Pathologyの黒人風言い回し）を出版社に送りつけたら、なんと大ウケ。タイトルをFワードにしろと無理難題をふっかけるけど、ますます受けて、映画化のオファーまで…というドタバタ。想定外の好反応に、いちいちがっくりくるモンクがチャーミングだ。<br />あげくモンクが審査員に起用された文学賞で、Fワードの小説が受賞しちゃって、著者としてスピーチをするハメに。表面的な評価しかできない文学界の裏、エンタメを差別の免罪符にしている世間の欺瞞を、存分にからかってます。<br />さりげなく壁にゴードン・パークスの写真「DollTest」（1940年代のクラーク夫妻の心理テスト）が掛かっていたり、偽名は「キレる黒人犯罪者」の代名詞スタッガー・リーのもじりだったり。敬語を使い、ランチで思わず上品な白ワインを注文すると「黒人らしくない」と驚かれるとか、小ネタ満載（たぶんわからないネタもあるんだろうなあ）で笑える。笑いながら、自分も世間のひとりだなあ、とちょっと反省。<br /><br />原作はパーシヴァル・エヴェレットの2001年の小説「イレイジャー」。ラストのメタ構造などは映画オリジナルだそうで、原作の悲惨な要素を抑え、ヌルくなっているという批判もあるらしい。でも隣の弁護士コラライン（エリカ・アレクサンダー）との不器用な恋、老母の介護やゲイの兄弟（スターリング・K・ブラウン）との葛藤、妹リサの遺書のシーンなどなど、ドラマ要素が素直に染みて、巧いと思うな。<br />モンクがFワード小説を書く過程も面白い。書いているシーンがリアルに立ち現れ、登場人物が作家に「この話に意味があるか？」と問いかける。たとえ悪ふざけで書いたとしても、なにかしら作家の心情が投影される、創作の深淵。<br /><br />ちなみに映画化を持ち込む胡散臭いプロデューサーの「『オスカー狙いの』というセリフがあり、そういう作品のオスカー受賞は初」という説もあるそうで、「社会派ジョーダン・ピールなどエレベイテッドへのあてこすりは映画ならではのエッジ」（宇多丸）とも。モンクだけにジャズのサウンドトラック（ローラ・カープマン）もお洒落。</p>]]></content:encoded>


<dc:subject>洋画</dc:subject>
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<dc:subject>２０２３</dc:subject>

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<title>オッペンハイマー</title>
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<description>作品賞はじめ、アカデミー賞を席捲したクリストファー・ノーラン監督作。社会状況とい...</description>
<content:encoded><![CDATA[<p>作品賞はじめ、アカデミー賞を席捲したクリストファー・ノーラン監督作。社会状況というより、原爆の父の内面をぐいぐい掘り下げていく。<br />全編を通じて不穏な「音」が怖い。特に戦勝祝賀会での、賞賛の足踏みの響きがオッペンハイマー（キリアン・マーフィーが熱演）の心をさいなみ始めるあたり、映画ならではの表現だ。<br />被爆国日本の運命、いまも続く軍拡競争（連鎖反応＝チェーンリアクションがキーワード）を思えば、3時間、胸がざわつきっぱなしで、強烈だけど、決して気持ちの良い映画体験ではない。ユニバーサルの配給権を持つ東宝東和ではなく、ビターズ・エンド配給といういわく付きでもある。シネコンで。<br /><br />ストーリーはロスアラモス初代所長として原爆開発に突き進む経緯と、1954年に赤狩りの嵐で研究生命を絶たれちゃうオッペンハイマー事件を行き来する（カラーがオッペンハイマー視点、モノクロがストローズ視点）。練り上げられた複雑な構成で、3時間、緊張が続いて効果的だ。<br />主題であるオッペンハイマーの造形は、根っこでは政治や軍に距離をおきたいピュアさを持つ。一方で、不倫の泥沼、尊大な態度など、他者につけこまれがちな弱さ、醜さも盛りだくさんで、その描写は容赦ない。特に若き日の英ケンブリッジ大での林檎のエピソード、独グッティンゲン大に転じてからの天才ハイゼンベルクとの遭遇は、原点としてのコンプレックスや焦りを印象づける。原爆開発の大国家プロジェクトを率いたとき、ユダヤ人だけにナチスを止める使命感があったのは確か。でも、それだけではなかったのではないか。<br />ロスアラモス建設の壮大さ（制作費1億ドル！）、人類初の核実験トリニティのシーンには高揚感があるものの、戦後、オッペンハイマーが水爆開発に反対してからは、トルーマン（ゲイリー・オールドマン）に「泣き虫」とばっさり切り捨てられ、野心満々の原子力委員長ストローズ（アイアンマン！のロバート・ダウニーJr）にぐいぐい追い詰められてと、観ていて息苦し過ぎ。<br /><br />この息苦しさの本質は、オッペンハイマーのダメダメな造形や陰湿な人間関係ではなく、やはり人類史を変えてしまう学問というものの宿命なのだろう。繰り返される破滅の可能性は「ゼロではない」。でも誰かが知ってしまったら、もうなかったことにはできない。<br />オッペンハイマーは晩年、フェルミ賞を受賞するんだけど、その物理学者フェルミはフェルミパラドクス（宇宙人はなぜ人類に接触しないのか）を唱え、宇宙スケールで知性というものを考察していた。人類に、知を制御する知恵はないのか？　量子物理学を受け入れず、時代遅れともくされた偉人アインシュタイン（トム・コンティが飄々と、「神はサイコロを振らない」ですね）がその苦悩、悔恨を理解し、オッペンハイマーと共有していた、という仕掛けだけが救い。あの重要シーンが、ちょっとひんやりした屋外なのは、好みだな～<br /><br />ちなみに女性たちの造形も華どころか、とにかく暗くて、妻キティのエミリー・ブラントは、アル中になったりして存在感たっぷり。不倫相手ジーンのフローレンス・ピューにいたっては圧力が強烈。将校グローブスのマット・デイモン（おっちゃんになったな）、恩師ニールス・ボーアのケネス・ブラナーだけはどんな映画でも、いいもんなのがお約束。あと、商務長官就任の公聴会で、ストローズの陰謀をばらしちゃうフェルミの助手・ヒル博士のラミ・マレック（あのフレディですね）も痛快だった。最後に一度も登場しないケネディが美味しいところをもっていくのは、ハリウッドらしいなあ。</p>]]></content:encoded>


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