ミッション:8ミニッツ
デヴィット・ボウイの息子・ダンカン・ジョーンズ監督のハリウッド進出作。ジェイク・ジレンホール、ミシェル・モナハン。録画で。
アフガン駐留中のスティーブンス大尉は気がつくと、シカゴ郊外を走る電車に乗っていた。何故か顔も名前もまるで他人。そして繰り返される悲劇直前の8分間。これは訓練なのか、それとも何かの陰謀なのか。やがて驚きの新技術と、スティーブンスに課せられた指命が明らかになる。
テロ犯を追うサスペンス、親子の情愛、生死が交錯するパラレルワールドと、要素がてんこ盛りだ。SFだから理屈が通ってるんだか何だか、正直よくわかんないです。でも派手なCGといったSF臭さは抑えめで、展開も速くてなかなかいい。
8分という短い時間でも、人はけっこう、いろんなことができる。スーパーマンみたいに世界を救ったり、運命の恋に落ちたり。毎日同じことの繰り返しにしかみえない、平凡で退屈な通勤電車の光景がとても愛おしく見えてきます。
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