「砂の器」
野村芳太郎監督、丹波哲郎、加藤剛。DVDで。
傑作。松本清張の社会派推理を原作に、黒沢組の橋本忍と山田洋次が脚本を手がけた日本映画の金字塔。
特にあまりに有名な放浪のシーンで、親子が極限状態なのに、笑ってじゃれあうところが感動的。その後のドラマが切なく胸に迫り、泣きました。
難しいテーマだからこそ、差別と偏見に対して、深い怒りが全編にみなぎっていることがわかる。ピアノ協奏曲「宿命」と、映像の組み合わせが素晴らしい。
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