デッドマン・ウォーキング
METオペラのライブビューイングで感動して、映画版を録画で。後に「ショーシャンクの空に」の主演などを務めるティム・ロビンスが監督した佳作です。
1993年のノンフィクションがベースにあるだけに、オペラも映画も同じような運びなんだけど、こちらはなんといっても死刑囚マシューのショーン・ペンが色っぽい。尼僧ヘレン(スーザン・サランドン)の支援は宗教的な献身だけか、というのは大きいテーマで、たぶん愛情なんだと思うんだけど、映画版は「信じたい気持ち」が先に立ち、赦しに至る印象。オペラのディドナートのほうが、人間愛がストレートに響いたかな。
サランドンはアカデミー主演女優賞を受賞。当時、ロビンスのパートナーだったんですねえ。ペンもベルリン映画祭の主演男優賞。
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