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ONCE ダブリンの街角で

アイルランド旅行から戻った復習編は、ジョン・カーニー脚本・監督の音楽映画。映画を元にしたミュージカルを来日で観たことがあるけど、改めて切ない楽曲が染みる佳作です。録画で。
お話はシンプルな大人のラブストーリー。30代のストリート・ミュージシャン(グレン・ハンサード)が、チェコ移民の花売り女(マルケタ・イルグロヴァ)と出会って勇気を得、デモテープを作る。不器用に恋心を寄せるものの、マルケタは離れていた夫を選択。グレンは思いを残しつつ、夢を追ってロンドンに旅立つ。
制作費15万ドル、街頭では許可なく望遠レンズを多用したという映像はドキュメンタリータッチ。主演2人が作って歌う手作り感も好ましい。グレンのアパートで撮影したというパーティーシーンの歌の素朴さ、レコーディング後にエンジニアが「カーステ・テストだ」と言い出して、海岸へドライブするシーンの解放感も印象的。グレンを送り出す、修理工の老父が泣かせます。

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