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2018年1月

プラダを着た悪魔

ヴォーグのカリスマ編集長、ミランダ(アナ・ウィンターがモデルとか)のもと、ジャーナリスト志望でアシスタントとなったアンドレアが奮闘するヒット作。華やかなファッションはもちろん、結局は互いに認め合う展開が痛快だ。メリル・ストリープとアン・ハサウェイの演技対決もみもの。デビッド・フランケル監督。録画で。
田舎者のアンドレアがどんどんお洒落になるのが、まず映画らしくて愉快。ミランダは相当横暴だけれど、ファッションビジネスに影響を与える実力をもち、一方で家族と軋轢を抱えている人間らしさがあって、複雑な造形だ。アンドレアが人気作家と知り合って活躍するあたりは荒唐無稽ながら、ミランダと決別する芯の強さに、意外な説得力がある。

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