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夜に生きる リブ・バイナイト

「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作によるギャング映画。監督・主演のベン・アフレックが格好良すぎとはいえ、「ゴッドファーザー」風の大河ドラマ感と、禁酒法時代末期の米キューバ関係がよくわかって、かなり面白かった。機内で。

ボストンで暮らすアイルランド系のジョー(アフレック)は、警察幹部の父に反発してチンピラになり、ボスの女(シエナ・ミラーがはすっぱに)との命がけの恋がもとで、アイルランド系と対立するイタリアマフィアに身を投じる。フロリダ州タンパでラム酒密造ビジネスを任され、パートナーのキューバ女性(背中が綺麗なゾーイ・サルダナ)と運命的な恋に落ちつつ、ギャングとして成り上がっていく。
対KKK抗争、カジノ計画を巡るプロテスタント教会との摩擦をへて、大詰め、実力者となったジョーを排除しようとするボスとの、最終決戦に乗り込んでいくところは、お約束のヤクザ映画路線で痛快だ。

派手なドンパチ、暴力やロマンスがたっぷり。「アンタッチャブル」でお馴染みハットにキャデラックというダンディーさに、フロリダのラテンな空気も加わって格好いい。並行して、ジョーはハリウッドで夢破れた少女(エル・ファニング)の過酷な運命や、複雑な人種差別、事実上アメリカ支配下にあるキューバの状況にも心を寄せる。そういう社会派ドラマの要素が加わり、ラストには哀愁も漂う。さすがの上級エンタメ!といえましょう。
原作の映画化権を買ったディカプリオが製作。

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