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忌野清志郎ナニワ・サリバン・ショー

鈴木剛監督。FMの番組がきっかけで、2001年、04年、06年に大阪城ホールで開いたスペシャルライブの映画化。劇場で。

もう一度あのショーを開こう、という設定で、ライブ映像を参加アーティスト出演のアホっぽいショートストーリーとDJでつないで再構成している。この「つなぎ」部分が徹底して格好つけてなくて、脱力しちゃう。まあ、ライブ映像をもっとたっぷり観たい、と思うけれど、いろんなアーティストが楽しそうにアホを演じる雰囲気とか、通天閣などベタな大阪の風景がいい雰囲気でもある。

ライブ部分も含めて、登場アーティストは豪華だ。布袋寅泰、山崎まさよし、斉藤和義、Chara、中村獅童、矢野顕子、トータス松本、木村充揮、宮藤官九郎、松たか子、清水ミチコ、間寛平…そしてチャボ。
お茶目な「後ろの奴等のために」、山崎まさよしアレンジのアコースティックな「トランジスタ・ラジオ」、キレキレ獅童の「キモちE」、トータス松本のソウルフルな「すべてはALLRIGHT」、矢野顕子さんとの名曲「ひとつだけ」、そしてもちろん「スローバラード」、寛平さん登場で最高潮に盛り上がる「雨あがりの夜空に」。ラストのチャボとの「夜の散歩をしないかね」には泣けました。チャボのコメントにもしみじみ。やっぱり清志郎は偉大だなあ。

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