第9地区
南ア出身コンビのニール・ブロムカンプ監督、シャールト・コプリー主演。録画で。
いやー、評判通り気持ち悪かったです。なんといってもエビに似たエイリアンの造形、だんだんエビ化していく主人公ヴィカス(「ザ・フライ」並み)、そして激しい戦闘シーン。ヨハネスブルクのスラム街で撮影したとかで、ドキュメンタリータッチでリアルに迫る。セリフもかなりアドリブらしい。
エイリアンが住む難民キャンプ第9地区のすさみ加減や、そこで間抜けなエイリアンを食い物にしているナイジェリアギャング、ヴィカスを追いつめる残忍な傭兵集団なんかの存在も、なんとも夢がない。SFとは思えませんよ。
ヴィカスがまた、とんでもない災難に遭うんだけど、やな奴なんで全然同情できない。エイリアンのクリストファー親子のほうが格好良いとは、どういうことだ。でもヨハネスブルク上空に、こ汚い宇宙船が浮かんでいる映像は凄く印象的。夢に出てきちゃいそうな映画でした~
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