12人の怒れる男
シドニー・ルメット監督。ヘンリー・フォンダ。録画で。
いわずとしれた陪審員ドラマの傑作。シアターコクーンの蜷川演出を観劇するので、予習としてチェックした。
ずいぶん昔にビデオかテレビで観たことがあるけれど、完成度高いなぁ、という印象はちっとも薄れてません。蒸し暑い陪審員室での焦燥とか、陪審員8番が粘りに粘って判断を覆していく緊迫感とか、ラストの雨上がりのニューヨークの空気とか。
もちろん登場するのは男性ばかりだし、民主主義に対する信頼に曇りがないあたりは、だいぶ時代を感じるけれど。
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