« 「ムーラン・ルージュ」 | トップページ | 「崖の上のポニョ」 »

「バタフライ・エフェクト」

エリック・ブレス、J・マッキー・グラバー監督。主演はデミ・ムーアの年下の夫、アシュトン・カッチャー。録画で「ディレクターズ・カット版」を観る。

日記を読んで過去に戻る能力を身につけた青年が経験する、最悪な出来事。

タイトルはカオス理論で、初期設定の誤りが大きな違いにつながるという意味だとか。前半は、あどけない子供がナイフを手にしているといった、観るものにショックを与える場面が多い。頻発する記憶喪失の謎も気になって、引きつけられた。
しかし後半は悲惨。どうしてこれほど情け容赦ない展開なのかと、暗い気分になったほど。主人公は繰り返し過去に戻って、喪失部分に起きていたことを知る。それはたいてい、忘れたいような出来事。そして母や恋人、友達を救おうとして、過去を修正すればするほど、状況は悪くなってしまう。あんまりじゃないの。結局、取り返しがつかないのが、人生ってもんなのか。
劇場公開版はどんなラストだったのかな。ディレクターズカット版は、伏線が生きているらしいが。

| |

« 「ムーラン・ルージュ」 | トップページ | 「崖の上のポニョ」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「バタフライ・エフェクト」:

« 「ムーラン・ルージュ」 | トップページ | 「崖の上のポニョ」 »