「ミュンヘン」
スピルバーグ監督。エリック・バナ。旅先でDVDで鑑賞。
ミュンヘン五輪のテロ後、イスラエル諜報特務局による報復。
重くて残酷な内容だけど、緊張感があって、引き込まれて観てしまった。内容が内容だけに、様々な異論はあるようだが、ひとつ伝わってきたのは、憎しみが憎しみを生むテロの虚しさ。
ラストシーンの遠景に、世界貿易センターがCGで映しこまれている。「シンドラーのリスト」でアカデミー賞を手にした監督が、いかにも異論が巻き起こりそうな本作をあえて手がけたのは、よほどの覚悟だったんだろうなあ。
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