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2008年9月

「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」

ゴア・ヴァービンスキー監督。ジョニー・デップ。録画で。

ディズニーのアトラクションをテーマにした海賊映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」の続編。

肝心のジャック・スパロウの「契約」の意味がよく わからず、わからないまま、結構楽しんだ。大きな車輪に乗って森を駆け抜けていくシーンなど、本当によくできたドタバタ。ジョニー・デップは相変わらずの怪演だし。
適役の幽霊船「フライング・ダッチマン号」の船長、デイヴィ・ジョーンズと、彼があやつる謎の海の怪物が、タコをモチーフにしていて、相当気色悪かったー。子供だったら、うなされちゃうんじゃないかな。

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「コンスタンティン」

フランシス・ローレンス監督。アメリカンコミックを原案とするホラーアクション。キアヌ・リーブス。録画で鑑賞。

エクソシストが活躍する話で、宗教的な単語、小道具が散りばめられている。いかにも怖い、ぞくっとするシーンが多いけれど、意外に気持ち悪さは少ない。
それは、はまり役、キアヌ・リーブスのおかげかも。斜に構えて、死に魅入られたように乱暴な生活を送っているのだけれど、人知れずヒーローを演じる。そのへんの崩れた格好よさは、独特です。堕天使ティルダ・スィントンの美形ぶりも役に合っていた。全体に、まあまあでした。

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「レッド・クリフ」

ジョン・ウー監督。トニー・レオン、金城武。試写。

三国志演義の「赤壁の闘い」を映画化したアクション。ということで、過剰なキャラ激突を期待したけれど、人物描写は案外あっさりとしている。第一部は趙雲が劉備の息子・阿斗を助ける長坂の闘いから、劉備・孫権連合が曹操の大軍と対峙するところまで。アクションには人間くささがあって、さすが。
周瑜役、トニー・レオンと小喬役のモデル、リン・チーリンが色っぽくて存在感がある。暴れ回る中村獅童さんも、なかなか良かった。大スペクタクルは第二部に持ち越しのようです。

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「オーシャンズ13」

スティーブン・ソダーバーグ監督。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン。録画で鑑賞。

ダニエル・オーシャンと仲間たちがカジノを狙う痛快娯楽アクションのシリーズ第3作。あれ、ジュリア・ロバーツもキャサリン・ゼタ=ジョーンズも出てこないの? 冒頭の「今回は呼んでないよ」と、ひと言だけで終わり。きれいどころがいないので、クルーニー自慢のキャストの華やかさには欠けたけど、その分、友情物語に先祖返りして物語が締まったかも。アル・パチーノとアンディ・ガルシアの重みが光る。

というわけで、相変わらず登場人物が多くて、それがほとんど男性で、ちょっとわかりにくい。えっと、この人誰だっけ…。もうこれ以上、人数を増やしたシリーズは無理かな、観る側としては。
でも、設定とセリフのお洒落さは楽しめた。大泥棒をした!という爽快感より、落ちの空港に並んで、スターたちがぼおっとテレビを観てるシーンの、とぼけた感じがよかった。

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